恐竜展は生きてた恐竜を再現したところ
「マイクラが楽しかった」
とたいきが言い放った京都旅行。
保育園では、お菓子を作ったんだとか、部屋にテントを張って遊んだのだとか、色々先生に話していたらしい。
よかった。
あたりまえだけど。
ちゃんとお母さんが考えてくれたコンテンツも楽しかったのだ。
で、旅行に行ったから土日はゆっくり、と思っていたら、たいきが恐竜を見に行きたいという。
ポスターを見たというのだ。
何のことかわからなかったけれど、みなとみらいでやっている恐竜科学展だと思い至った。
調べると、もうあと1週間位しかやっていない。
これはもう、いくっきゃない。
ということで、チケットを取った。
土日は時間指定チケットを取っていないと入れないのだ。

さて、のはなだ。
ちょうど、たいきを連れて横浜美術館に行ったり、マンモス展に行ったりしたのも2歳になったばかりの頃だった。
「マンモスに会えるよ!一緒に行こう!」
とたいきを連れ出して、せっかくのマンモス展なのにたいきがものの5分で全部の展示を駆け抜けて。
そして展示が全部終わったところで私を振り返ったときのあの、たいきの不安そうな顔。
「いきてるまんぼしゅは?」
と言われたのは本当に忘れられない思い出だ。
のはなは京都で美術館デビューはしたけれど、今度は恐竜展か。

二人連れていくか、どうしようか。
結構悩ましいところ。
お母さんは「のはなは置いていってもいいよ」といってくれたけど。
たいきに相談することにした。
すると、私には何も答えず、いきなりのはなに
『あかちゃんのきょうりゅうがいるかもしれないからいっしょにいこ』
のはなも
『いいよー』
なんてこった。
もう子供二人で意思決定ができるのか。
ちゃんと稟議事項の理由まで説明されていて、決裁された。
これはもう、一緒に行くしか無い。
まあ、わかってた。
たいきが、のはなと一緒は嫌だなんて、現時点では言うはずがないし。
私だって悩むにせよ置いていく選択肢はないのだ。
三人連れ立ってお出かけになった。

道々歩きながら、
「どんな恐竜に会えるかな」
なんて話をしていて、急にマンモス展のことを思い出した。
「いきてるまんぼしゅは」
だ。
「たいき、のはなは行きてる恐竜に会えると思ってるかもしれないね」
たいきはマンモス展のことを覚えているだろうか。
私の思いをよそに、たいきはわけ知り顔でベビーカーに座っているのはなに人差し指をふりふりしながら説明し始めた。
『のはなちゃん、きょうりゅうはもうしんじゃってるからね。きょうりゅうてんは、いきてるきょうりゅうをさいげんしてるだけなんだよ』
生きてる恐竜を再現してるだけ(笑)
再現、なんて随分難しい言葉を使うようになったんだなぁ。
マンモス展のときとちがって、たいきはそれなりに展示も動画も楽しんだ。
のはなはちょっと怖かったらしく、ちょっと暗いところでは
「もうおうちにかえりたい」
を連呼してたりしたけれど、なんだかんだたいきとはしゃぎまわって楽しそうにしていた。
帰りには、たいきにはティラノサウルスとトリケラトプスのぬいぐるみ、のはなは発掘探検隊の帽子をかぶったスヌーピーのぬいぐるみを買ってもらってご満悦。
マックでハッピーセットのおもちゃまでゲットした。
帰りのベビーカーでのはなは眠ってしまった。
たいきも眠たそうにしていたけど、抱っこはしなくていいとのことで、ちゃんと自分で歩いて帰ってきた。
さあ。
こんなお出かけが増えてくるかな。
秋だ。
行楽シーズンだ。
楽しみだ。
色々考えなくっちゃ。

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