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今更「Toy Story」「You’ve got a friend in me」の意味を考える

お父さんであること

ディズニーランドに行ってきた。

今年何回目だろう。

で、えーと。

なんでかわからないけど、今回のディズニー行でいきなり「You’ve got a friend in me」が好きになった。

つまり私にとっては主題歌を好きになったってことは、Toy Storyを好きになったってことだ。

こういうことを言うのもなんなのだけど、元々Toy Storyはそんなに好きじゃないのだ。

もちろん嫌いなわけじゃない。

3はもちろん見るたびにぼろぼろ泣く。

ただまあ、世代的にプリンセス第2黄金期(アリエル、ベル、ジャスミン)を一番多感な時期に見たわけなので、ピクサーはなんとなくよそ者というか、ディズニーっぽくないっていう気持ちがある。

1と3は何回か見たけど、2は1回しか見てないし。

あんまりロマンチックでもなければ、ヒロイックでもないし。

そんなにキャッチーな曲もついてないし。

って思ってたわけ。

それが今回、なんとなくはじめて歌詞を見て、衝撃を受けてしまったのだ。


というわけで本題。

You’ve got a friend in me. っていうのはなかなかすっと頭に入ってこない。

なにそれ。

「You’ve got」っていうのはスラング的な言い方で、まあ馴れ馴れしい言い方だ。

言いたいことは「You have」と同じだけど、あえて言えば「持ってるよ」じゃなくて「もう持ってるよ」の「もう」というのがニュアンスとしては入ってくるだろう。

で、ちょっと細かいけど「You’ve got a friend」は「You are my friend」というのと違って、友達が複数いる感じも出てる。

で、一番不思議なのが「in me」なんだけど、色々見ていたら英語Nativeの人が「見た目にはわからない(かもしれない)けど」っていう意味なんだと言っていて、これはしっくり来た。


つまりこういうことだ。

Andyがいて、Woodyがいる。

もちろん、ほかのおもちゃたちだって同じ気持ちだろうけど、ここはWoodyに代表してもらおう。

でね、WoodyはおもちゃだからAndyに直接声はかけられない。

Woodyがおもちゃじゃなくて、そしてAndyが今まさに落ち込んでいたりしたら

Hey, Andy! Come on! I am your friend!

って声をかけるだろう。

そして励ましたり、相談に乗ったり、一緒に解決したりするかもしれない。

でも、Woodyはおもちゃなんだ。

Andyが困っていても助けられない。

そもそもAndyが困っているときに、そばにはいられない可能性のほうが高い。

で、そばにいても助けられない。

でもAndyはいつか、どこかで、困難にぶち当たる日が来るかもしれない。

いや、きっとそういう日は必ず来る。

悲しいこと、苦しいことに出会う日は、生きていれば必ず来るのだ。

いつか来るそんなときのために、Woodyは声なき声で一生懸命Andyに語りかけているんだ。

You’ve got a friend in me!

君には、俺っていう友達がいるんだぜ!

君は気づいてないかもしれないけど、いつだって君のことを思い、君のそばにいるんだぜ!

大丈夫だ、君なら乗り越えられる、勇気を出して、くじけないで、俺はいつもそばにいるから、俺と一緒に楽しく遊んだ日々の暖かい思い出が君の心のなかにある限り、君はひとりじゃない、強く生きていけるはずだから…


ちょっと元の詞を訳しておこう。

You’ve got a friend in me

君には俺っていう友だちがいるんだよ

When the road looks rough ahead

And you’re miles and miles from your nice warm bed

行く道が荒れているように見えて、暖かくて気持ちいいベッドからも遠く遠く離れているとき

You just remember what your old pal said

古い友だちが言っていたことを思い出して

Boy, you’ve got a friend in me

君には俺っていう友だちがいるんだよ

You got troubles, I’ve got ‘em too

君が困ったときは私も一緒に悩もう

There isn’t anything I wouldn’t do for you

君のためにしないことなんてひとつもない

We stick together and see it through

一緒にいて、解決しよう

‘Cause you’ve got a friend in me

なぜって、君には俺っていう友だちがいるんだから

Some other folks might be A little bit smarter than I am Bigger and stronger too Maybe

俺よりちょっと頭がいいやつがいるかもしれない。

おっきくて、強いかも。

But none of them will ever love you The way I do

でも、俺が君を想うのと同じくらい君を想うやつはいない

It’s me and you, boy

それが君と俺さ。

And as the years go by Our friendship will never die

You’re gonna see it’s our destiny

どんなに年月が経とうとも、俺達の友情はなくならない。

そういうことなんだって、君にもわかる

You’ve got a friend in me

俺がついてるぜ


なんだこれ。

って思った。

おもちゃじゃないじゃん。

お父さんじゃん。

いや、ちょっとそれは語弊があればお詫び申し上げますけど。

そういうお母さんだっていいけど。

とにかくこの歌の歌詞やシチュエーションは、私が子どもたちに対してこうありたい、というひとつの理想的な姿だ、ということ。

「君はともだち」っていうのは意味はあっているのかもしれないけどすごく的はずれな翻訳だ。

「俺は君の友達だよ」って励ましてるというか、そういう歌なのだ。

私が、あなたの支えになるよという歌なのだ。


でこれまた今更なんだけど、Toy Storyってそういえばお父さん出てこないよね。

いたとかいるとか、そういう話もない。

存在そのものがまったくない。

奥さんに「どういうことだろう」って聞いたら「父親なんていらないんじゃない?」と。

いや。

さすがです。

まあ、それが奥さんにとって冗談にせよ本気にせよ、たしかに私もそう思う。

ウッディやバズやおもちゃたちや兄弟姉妹や友人たちがいてくれれば、いわゆる「父親」なんていらないのだ。

必要不可欠なのは、経済的に支えることと、日々子供に必要なケアを提供すること。

それを踏まえて、Andyにはお母さんがいて妹がいて、ウッディ達がいる。

彼がどんな生活を送りどんな葛藤を乗り越えてどんな風に成長したのかというようなことは映画の中で語られていなかったように思うけど、ウッディ達の愛情に包まれて彼は幸せにまっすぐに成長したのだろうとわたしは思っているし、多分皆そう思っているから3の最後のシーンは感動的なんだと思う。

彼には父親なんかいなくても足りないものなんかなかったし、満たされた少年時代を送ったに違いないのだ。

なるほど。

「父親」なんか要らない。

真理だ。


そういう中で、私は子供たちの前に存在していて、口もきける。

もちろん子供のケアもするしご飯も作るけど、ケア要員としてではない側面も持たざるを得ない。

はたして、Woodyたちよりもいい友人でいられるだろうか。

彼らよりいい友人になれるだろうか。

子供たちが、私のいるところから遠くに離れていって、そこで困難にぶつかったときに、心の支えになれるような思い出や心の成長の糧を提供できるだろうか。

せいぜい邪魔にならないように気を遣う(暴力を奮ったりモラハラをしたりしない)ことくらいしかできないのかもしれないし、それだって簡単なことじゃないかもしれない。

これからは、そんなことを思いながらこの歌を聞こうと思う。

なかなかハードルは高い気がする。

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