ベビーカーをぼーっと押してると危ない
ぼーっとベビーカーを押すっていうのができなくなった。
保育園からの帰り道。
たいきが何か一生懸命YouTubeで見た動画の話をしてくれる。
聞いてるような聞いてないような顔でとにかく相槌だけはうつ。
のはなもなにやら道端を指差して「わんわん」とかなんとか。
こっちにも返事をしてやりたい。
とはいえぶっちゃけどちらも内容がある会話じゃないので、うっかり頭が仕事のことで占められちゃうことがある。
一応条件反射で二人の言葉に相槌は打っているけど、イントネーションに雰囲気で返してるだけで、中身は何も聞いていない。
はっと気づいて話を聞くと、
変身して白いマントをかぶっておばけになった?
それ何の話?
みたいなことがある。
のはなはのはなで「おーいかばくん」を歌ってたりする。
まあ、仕方ない。
チャント聞いてあげたいから、ちゃんと聞いてたりもするのだけど、脳のスイッチが切り替わっちゃうのは寝落ちみたいなもので不可避なのだ。
一応、たいきが私の横にいて、車道側を歩いていないことくらいはいつも把握できているのだけど。
今日は、気づいたらのはながベビーカーから落っこちそうになっていた。
もちろん、正確には本人が降りようとしていたのだ。
ベビーカーの安全バーをリンボーダンスみたいな格好でくぐって、そのままベビーカーの先端からえびぞりの格好。
のはなが地面に足をついた瞬間にうっかりベビーカーを押していたら、そのままのはなを轢いてしまう格好だ。
危ない。
今日はすんでのところで轢かなかったけど、そういうことが二回もあった。
もう黙ってベビーカーにのっていてはくれないのだ。
そういえば昨日は、やっぱり私がぼんやりベビーカーを押していたら、のはなが突然靴を投げ捨てた。
私が気づかないうちに脱いだのだ。
いろんなことができるようになったのだ。
やれやれ。
たいきはたいきで細くてちょっと高くなっているところとか、道の端っこの縁石とか、そういうところを忍者ごっこみたいに歩いたりしたがるようになって、今までよりも目が離せなくなってるし。
ちょっと、しばらくは保育園の送り迎えが大変かもしれない。

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