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子供を叱るのが難しい

子育てを考える, 日記

『だーめぇ!』

たいきが大きな声を出した。


私はマッサージチェアにすわっていた。

その横に置かれたソファに、私に近い方からのはな、たいきが座っていて、一番向こうがお母さんだ。

声に驚いてたいきの方を見ると、たいきが目を怒らせてのはなに食って掛かっていて、右手を拳にしてのはなのあたまを4回、ぽんぽんぽんぽんと叩いた。

たいきといつも戦いごっこをしていてわかるのだけど、たいきはまだ手加減はできない。

力いっぱい叩くか、全然力を入れないかだ。

多分、今日のアレは、力を入れない方だった。

のはなは痛くはなかったはずだ。

しかし、いずれにせよ叩いたのは確かだ。

びっくりしたのもあって、考えるより先に口が出た。

「たいき、何したの!」

そして、びっくりして固まっていたのはながその声に驚いてか、泣き始めた。

たいきはぷいとそっぽを向いた。


いやまてよ。

なんで叩いたのか見てなかったぞ。

しかし叩いたことは叩いたから、ゴメンネはさせた方がいいのかな。

「たいき、ごめんねして」

たいきは黙っている。

うーん。

すっと謝ってくれれば話は早いんだけど。

やっぱり何か言い分があるのかなぁ。

どうしよう。

そんな事を考えている間に、たいきはお母さんにそれまで見ていたiPadを取り上げられて、お母さんの胸だか腹だかに突っ伏してしまった。

泣いてるかどうかはわからない。

声は上げていない。

「なにかのはなちゃんが嫌なことした?」

返事はない。

「隣りに座ったのが嫌だったのかな?」

『ちがう』

で、また突っ伏す。

これ以上は話せないらしい。

まあしょうがない。

私もどう処理していいかわからないけど、奥さんも適当なところで早々に切り上げてくれた。

しばらくするとたいきはiPadを私のところに持ってきた。

「こっちに来ていいよ」

というと、私の膝に座ってYouTubeを見た。

うーむ。

とりあえずこれはこれでいいのだけど。

困ったぞ。


困ったことが3つもあった。

ひとつは、たいきの言い分も聞かずに話をすすめてしまったこと。

この記事(子供をしかるときに一番気をつけなきゃいけないこと~旅先で遭遇した冤罪事件)で他山の石としなければと思ったことが活かせてない。

これはたいへんイケてない。

3回は読み直さなければ。

そしてふたつめ。

「たいき、何をしたの!」

これだ。

ショックすぎる。

これは、英語で言ったら

「What have you done!」

だ。

私がディズニーのあらゆる映画の中で一番嫌いなやつの、一番嫌いなセリフなのだ。

詳しくは「エルサの父親が毒親であることについて〜『Let it go』の翻訳と感想」に書いてあるけれど、言ったのはエルサの父親で、言われたのはアナと遊んでいて事故が起こって困っていたエルサだ。

これだけは言っちゃいけなかったやつだ。

いわないはずのやつなのだ。

どのくらい言わないはずのやつかというと、なにしろ上で紹介した「子供をしかるときに一番気をつけなきゃいけないこと~旅先で遭遇した冤罪事件」のURLの末尾は「whathaveyoudone」になっているくらいなのだ。

自分を戒めていたつもりだったけど、全然だめだった。

これはやばい。


三つ目に、というか。

まず、これが本当は第一になんだけど。

なにか事件があったのだとして、これは私が見てなかったのが悪いのだ。

何しろ4才と1才だ。

隣同士座っていればなにか事件が起きるに決まっているのだ。

だから保育園では先生が付きっきりで必ず見てくれているのだ。

のはながたいきに叩かれて泣いたとして、謝るのは私であってたいきじゃないのだ。

それをたいきに押し付けてしまった。

これはなんともイケテナイではないか。

しかも、たいきは優しかった。

叩いたかも知れないしびっくりもさせたかも知れないけれど、痛くはしなかったのだ。

どちらも褒められたことではないけれど、それにしたって4歳にしては上出来だ。


たいきと二人で風呂に入った。

「たいきさぁ」

『うん』

「たいきは優しいんだなぁ。のはなちゃんがさっきなんかしたとき、たいきはのはなが痛くないように叩いてたでしょ。」

『うん』

「ありがとうね」

言って頭をなでてやる。

「のはなは何がいけなかったの?」

『あのねぇ、たいちゃんがぁ、みてたぁ、あいぱっどをかえた』

ふむふむ。

たいきが見ていたiPadを横から覗き込んで、何かをタップしてしまったらしい。

それで、せっかく見ていた動画が別の動画になってしまったということか。

それはイライラするわ。

「それはのはなちゃんがいけなかったなぁ」

でも叩いちゃだめ、はもう言わない。

それはリビングで一回やったから、お風呂ではパス。

そんなことはたいきはもうわかってる。

わかっててもやるときはやる年だし、そんなものは仕方ない。

後は他愛ない話をして風呂を出た。


とにかく、反省反省反省。

寝かしつけで頭を撫でてやったら

『ずっとよしよしして』

と言うので、眠るまでずっと頭を撫でてやった。

うちのやんちゃ坊主。兄に全く負けてない。後頭部から「なにかいたずらしてやろう」という気迫が伝わってくる
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