たいきのひらがな練習帳
奥さんが数ヶ月前に文字の練習帳みたいなのを買ってきた。
確かクリスマスプレゼントだったかな。
しばらく放置になっていたのだけど、今日、いきなりたいきが猛然とそれを開いて練習し始めた。
初めてのことなのでペンの持ち方からだ。
奥さんがきれいな持ち方を教えてやってくれた。
で、最初は縦線。
それから横線。
長い線。
短い線。
なるほど。
さすが公文式。
一歩一歩だ。
「うまい!」
とか
「きれい!」
とかストレートに褒めたいのだけど、なんか結果を褒めるとろくなことがないのでプロセスを褒めろという話を見たので実践。
「頑張るねぇ」
「練習の成果が出たね!」
「練習するとどんどん上手になるね!すごい!」
プロセスを褒めるというのはあんまりなれていないので、こんな感じでいいのかいまいち自身が持てない。
それから、やっぱり書いてるのを見てるとなにか言いたくなる。
ペンの持ち方がどうのから。
あとは、練習する線の角のところが全部丸くなることとか。
えーと。
つまり「Z」や「て」が「S」をひっくり返した形になったり、「N」が「〜」になったりする。
これをいちいち尖らせてとか、ここで一旦止めてとか、ここで一回休憩してとか、なんか色々言ってしまった。
途中からやめたけど、随分色々言ってしまった。
これは相当良くなかったと反省。
たいきが初めて字を書くためにペンを持って、字を書く練習をしたのだ。
ただただ褒めてやればよかった。
どうせ「て」や「Z」なんていずれみんな書けるようになるのだ。
いまここできれいに書けるようになる必要なんてまったくなかったし、まして、やる気を阻喪するだけの下手な指導をするような必要はまったくなかった。
次回は、つまらない指導をするようなことを考えずに、ひたすら褒めて伸ばせるようにしたいと思う。
下手なときは普通に褒めて、より上手に書けたときにはより強く褒めればいいのだ。
それが湘南ゼミナールのQE授業やら森塾の指導方法やらを学んで得た教えだ。
簡単だ。
最初の文字は「し」だった。
たいきはじーじとばーばに手紙を贈りたいらしい。
あとは「ん」「か」「り」「お」「ん」がかければ、手紙がおもちゃになって帰ってくるかもねなんてつまらないことを言っていたらたいきに怒られた。
『ちがう!じーじとばーばってかくの!』
汗顔の至り。

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