「にゃんにゃんいた」が増える前に録音したい
なんか気持ちが高ぶってしまったので、短い日記を書いておこう。
実に久しぶりの雨のお迎え。
家を出るときに雨が降ってるだけで、絶望感がすごい。
えーと。
のはなが帰りにベビーカーに乗ってくれなくなって初めての雨だ。
たいきの長靴、抱っこひも、傘二本。
これだけ持って家を出てしばらく歩いて、あ、ベビーカー持って帰るのにベビーカーのレインカバー持ってこなかった、と気づいたけど。
まあ小雨だからもういいかと諦めた。
たいきは長靴を履かなかった。
のはなは抱っこひもを私からふんだくって投げ捨てた。
暗澹。
園長先生に見守られながら、泣き叫ぶのはなを抱っこひもに押し込む。
ぎゃあぎゃあ泣くけどしかたない。
雨は相変わらず降っていたけれど、さらに弱くなってはいたから、ベビーカーは予定通りそのまま押して帰ることにする。
暫く歩くとのはなは大人しくなった。
たいきも傘をさしてついて来てくれる。
雨が降ってる上に抱っこひもだから、色々ヒヤヒヤする。
車が近づいてくる音が聞きづらい。
抱っこひもで抱っこしてるので何かあったときにすぐにたいきの手を引けないし、そもそもベビーカーを押してのはながいてだと、たいきが見えない。
これがなかなか神経すり減らされる。
しかしたいきは大きな声でずっと話しかけてきてくれる。
おかげで、あんまりそちらを振り向かなくてすむ。
これはありがたい。
『どうぶつくいずしよ!』
「いいよ」
いつものやつだ。
『おとうしゃんがだして!』
「えーとねえ、じゃあ、緑色で、ぴょんぴょんするやつ。」
『…なにからはじまるの?』
「か、だよ」
『かえる?』
「正解!」
『かえるはどうぶちゅかなぁ』
「ちがうかなぁ」
『もういっかいだして!なにからはじまるか!』
「えーとねぇ、じゃあ、ち、から始まるの」
『ちーたー?』
「正解!」
『もういっかいだして!なにからはじまるか!』
「えーとねぇ、じゃあ、ぞ、から始まるの」
『ぞう?』
「正解!」
こりゃ楽だ。
こんな調子で歩いていく。
何やらのはなが中空を盛んに指差しながら何か喋っている。
相変わらず何を言っているのかはわからない。
「のはなさん、ごきげんですね。何ありましたか?」
『にゃんにゃんてゃ!』
ん?
おお
「にゃんにゃんがいたの?」
『うん、にゃんにゃんてゃ!』
とうとう「かーかんがいい」「たいちゃんがいい」以外の二語文が出た。
「のはなさん、すごいね。ニャンニャン見つけたのか」
またのはなは手を振りながら何か一生懸命喋ってくれたけど、もうなんだかわからなくなった。
これ、すごく可愛いんだけど。
あっという間に喋れるようになっちゃうんだよね。
いまのうちに録音しておかなきゃなぁ。
さ、もう25時半だ。
おやすみなさい。

ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません