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【宿泊記】メズム東京には予習して行け!(削除された口コミをバージョンアップ)

バラエティ

1週間ほど前に竹芝の浜離宮の隣りにある「メズム東京 オートグラフコレクション」というホテルに泊まった。

残念ながらあまり満足できるホテルではなかったので低評価をつけて口コミを書いたのだけど、どうやらあっという間に削除されてしまったようだ。

恋人同士なんかで泊まることはおすすめできないなぁというのが率直な感想なのだけど。

まあ、最低限ちゃんと予習していってほしいということで。

しかしなるほど。

メズム東京 オートグラフコレクションのGoogleマップの口コミ評価は★4.6。

こういうことだ。

で、そのままこちらに転載するのも芸がないので、色々足しながら感想というか口コミというか、宿泊記を記事にしておこうと思う。


メズム東京の「タレント」さんのユニフォーム

まずいちばん大事なのは、ここのスタッフ(「タレント」と呼ぶらしい)は「自分が主役」という感じがすごい。

ユニフォームは全員、昔の映画の中国マフィアみたいな上衣にボンタンみたいなスボンで色は黒ずくめ。

よく言って(?)なめ猫。

なめねこ(LINEきせかえ)

ありていに言って、なんか六本木あたりのクラブの店員みたい。

あるいは横浜銀蝿?

やから感がすごい。

聞くと、ヤマモトヨウジだかヨウジヤマモトだかいう御年77歳の重鎮デザイナーさんの手になるものらしい。

あれ。

このホテル「東京の今」を発信することを標榜していたような。

ああ。

東京には若いデザイナーが育たなかったと言うことか。

とにかくなるほど、ヨウジヤマモトか、30年前に流行ったスタイルなのだろうかと思ったら、いろいろ調べたところ総支配人がそもそもリーゼント(ポンパドール)に長ランを「フォーマルウェア」として着こなしていらっしゃる方だった。

えーと、発信してるのは東京の今じゃなくて、あなたの趣味ですよね。


メズム東京の「タレント」さんの歩き方

やっぱり「タレント」だし。

服装もヤカラだからなのか。

気が大きくなっちゃった人みたいにその黒尽くめの服装で普通より少し大股に両手を少し拡げて、つまり一言でいうとノシノシ歩く。

怖い。

客に道を譲るなと教育されてるわけじゃないと思うのだけど、基本的に邪魔なところに立っているし、特に男性スタッフからはなかなか道も譲られない。

威圧感を感じることが多い。

まあ、スタッフとすれ違いざまにやたらと道を譲らされるのはフロントの前の通路がやたら狭いのが一因かもしれない。

入り口からフロントに続く道の真ん中に、入り口側に背を向けて仁王立ちしてる黒尽くめに白髪頭のおじさんがいるのはさすがにどうかと思ったけど。

笑顔で接客するし何かと説明は丁寧なのだけど、言葉遣いも含めて立ち振舞いの基礎的なことができていないので不快感が強い。

しかしこれは、教育がなってないというよりはそういうコンセプトなのかもしれない。

芝居がかった対応が悪いわけではないので、もっと普通の接客ができるようになってから芝居の要素でもなんでも足せばいいのにとは思う。

残念。

メズム東京の客室の設備

とてもいい部屋。

当然清潔だし、階にもよるのだろうけど眺めはいいし。

落ち着いた調度でテレビもでかい。

さすがマリオットグループの風格。

なのだけどね。

私がここのホテルをカップルにおすすめしないのは、この部屋の設備なのだ。

まず、電子ピアノが置いてある。

ピアノなんて、ちゃんと習ったことがある人だって、3年も弾いていなければまともに弾けるものじゃない。

でも習ったことがあるなんて話になれば、当然、弾いてみてよ!ってなるじゃん。

私はピアノ好きだから、ヘッタクソなのに引き続けて家族を閉口させるパターンだったけど。

数年ぶりに触るピアノの前に座って暗譜で一曲披露できる人なんてそうそういないのだ。

あ、一応タブレットに200曲くらいの楽譜は入っている。

ショパンのノクターンやらワルツやらから、亜麻色の髪の乙女、トロイメライ、愛の夢、悲愴ソナタ、乙女の祈り、ジュ・ト・ヴ、と誰でも聞いたことのあるロマンチックな曲てんこ盛り。

サラッと弾ければ盛り上がること間違いなしだ。

弾ければな!

まあ、無理でしょ。

人に聞かせるレベルでこれらの曲を引きこなせるのは、今もちゃんと習って練習してる人だけだ。

一応、ソナチネやブルグミュラーなんかの楽譜も入ってるけど。

残念ながら子供用の練習曲でロマンチックに盛り上がるのは難しいと思う。

一体、誰が誰に弾かせる想定でこのピアノはおいてあるのか。

それが謎なのだ。

ちなみにこの電子ピアノ、Blutoothスピーカーとしても使える。

しかし機能てんこ盛りで鍵盤のタッチは結構リアルなハンマーアクション、自動演奏も50曲以上(だったかな?)登録されているというなかなかな電子ピアノで、70000円というお買い得価格のカシオ計算機製「PXS1000BK」。

ピアノ曲を流すには十分かもしれないけれど、スピーカーとしての性能にはそれほど高いコミットはしていない。

もちろん私はピアノ曲を流した。

ええ。

熱情ソナタはとても良い音で鳴っていましたよ。


そして、お抹茶をたてるためのセットも置いてある。

プラスチックの茶筅(チャセン)。

ガラスの茶碗。

茶杓とかナツメとかは無し。

これ、どうするの?

誰がたてるの?

いや、まあ「わあ〜、おもしろ〜い、やってみよ〜」ってなる人はいいよ。

でも日本人はさ、なんとかくお茶に対する敬意というか、そういうの、あるじゃないですか。

少なくとも何も教わらずに茶筅でかき混ぜただけのお茶が美味しくいただけるような代物ではないということだけは、わかる。

お茶を入れるにはお湯の温度だってなんか大事なんだろうし、混ぜ方(?)だってあるんだろうし。

そもそも

「その場しのぎでいい加減なことを言ったり適当なことを言って、取り繕ったりごまかそうとしたりすること」

を、昔、茶道を知らない無教養な一般人がお茶を点てろと言われて、なんとかお茶をかき混ぜてそれっぽく見せようと取り繕ったことに由来して

「お茶を濁す」

っていうんだけど。

客室にこれを置こうと思った人はその言葉を知らなかったのかなぁ。

私も奥さんにお茶点ててって言われて、一応、タブレットにお茶を点てる方法についての2分くらいの動画があったのでそれだけ見て、文字通りお茶を濁してきた。

これ、いる?

いつの東京を体感させてるの?

はっつぁんくまさん(落語の主人公にして無教養な江戸っ子の象徴)の点てた抹茶です!っていうシニカルなジョークなのだろうか。

それにしても200年くらい前の人達ですけどね。

あとは、説明書がないと着られないバスローブ(着心地はいい)、コーヒーをドリップで淹れるセット、筆ペン、文鎮。

ピアノにせよ茶器にせよ、どれも『普通より少し本格的なもの(高級なものではない)』を置こうと思ったのだということはわかる。

ただし、そのこだわりにホスピタリティは感じない。

ピアノは誰かが弾かなきゃ鳴らないし、お茶もコーヒーも誰かが誰かのために点てたり淹れたりしなきゃならない。

旅館なら一杯目くらいは仲居さんが煎れてくれるけど、ここの場合はタレントさんがやってくれるわけではない。

それをやる(お茶やコーヒーをいれる)側の人にとっては、普通のホテルよりも負担を強いられる設備になっていることに気づいてない。

で、恋人同士かなんかで来て、男性の方でも女性の方でもいいけど、ピアノも(なんなら習ってたって言ってたのに)弾けない、お茶も点てられない、ドリップのコーヒーの淹れ方もわからない、なんて。

そんな恥をどちらかがかくことになるわけだ。

あるいはちゃんとやってる人にとっては弾きたくもないピアノをひかされる、中途半端な道具でお茶を点てさせられる、てなことかもしれない。

まあ、よほどちゃんと予習していって、自分が点てたお茶を飲ませながらセナのピアノⅡを聞かせたいのだ!という人はいいかも知れない。

どうも全体的によくも悪くも「作り手がいいものと思ったものを押し付ける」というコンセプトらしい。

ある意味感心はするし、時に驚きはするけど魅了はされない。


コロナ対策、接客等気になったところ

ビュッフェスタイルの朝食。

使い捨ての手袋が置いてあるのだけど、それを捨てるゴミ箱がないので狭いテーブルに使い終わった手袋のごみを置いたまま食事をしなきゃならない。

必ず使うようにという表示がないので使ってない人もちらほら。

スタッフも目の前にいてなにも言わない。

食事が終わったテーブルを消毒しているのが目に入ったのだけど、拭きかたが雑で、濡れぶきしたあとが拭けてるところと拭けてないところがシマシマに。

感染対策はやる気なさそう。

子供を抱いて料理をとっていても誰も手伝いましょうかとかお持ちしましょうかとか言ってきてくれない。

むしろ忙しそうに歩くスタッフにこちらが道を譲る有り様。

他のマリオットではそういうことがなかっただけに残念。

ご飯が切れていたのでスタッフさんに声をかけたところ

「すぐにお持ちします」

と言ってキッチンに向かわれたので待っていたのだけど、その後その方が三回くらい別のものをもって私の目の前を通りすぎた。

たまりかねて他のスタッフさんに同じように声をかけたところまた

「すぐにお持ちします」

で、また同じことに。

再度最初のスタッフさんにどうなっていますかと伺ったら今度は

「あと4-5分かかります」

それならそうと言ってくれればこちらもそこでボーッと突っ立って待つこともないのだけど。

理解に苦しむ対応。

ラウンジでは私が普通の椅子を子供用の椅子に取り替えるのをただ見ている。

どけた椅子がいつまでもそこに置いてあるなど。言語道断。


まとめのようなもの

コンセプトを教える前にホスピタリティーの基本の徹底をしてくれないと快適には過ごせない。

施設はきれいだし、サブカルっぽい出来のものも含めておしゃれなものもたくさんおいてあるので一度見に行く分には楽しい。

しかし接客にせよ細部にせよ、総論で言えばマリオットらしからぬでき。

スタッフをタレントと呼んでみたり芝居がかっていたりと、やりたいことはわかる。

ディズニーランドだ。

今のところは粗悪なコピーに過ぎないため、TDRのキャストに対抗してタレント(才能)と呼んでいることも失笑しかない。

メズム東京の「メズム」は「魅了する」という意味の英単語から来ているらしい。

志が高いのはいい。

がんばって。

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