出張、お疲れさまでした
出張で四日ほど家を空けていた。
もちろん遊んでたわけじゃない。
むしろ朝もはよから深夜までばたばたはしていたのだけど。
しかしまあ、やっぱり育児のタスクがないというのは気楽だし、息抜きみたいなところはある。
もちろん、子供と会えないのはさみしい。
それはそれとして、だ。
家につくと、たいきが階段を駆け下りてきてくれた。
さっそく怪獣のような格好をして
『がお〜』
と来る。
こちらも負けじと
「がお〜!」
きゃー!と言って階段を駆け上がっていった。
こうやって心待ちにしてくれていたのだと感じることができるのは幸せなことだ。
のはなは帰ってきたお父さんには目もくれずYouTube。
まあ、それはそれでいい。
「のはなさん、ただいま!」
と声をかけると
『おかえり』
と言ったようだった。
おたーり、というか、おかーい、というか。
なんかそんな感じ。
どんどん単語が増える。
しばらくするとこちらにアンパンマン、カレーパンマン、食パンマンのフィギュアを持ってきて、ひとつひとつ見せてくれた。
まずはアンパンマンを差し出して
『まんまん!』
「お!そうだね、アンパンマンだね」
満足そうに頷く。
次はカレーパンマンだ。
『まんまん!』
多分、「パンマン」のところなのだろう。
「そうそう。カレーパンマンだ」
また満足そうに頷く。
そして食パンマン。
『まんまん!』
全部同じにしか聞こえないけど。
本人はどういうつもりなのだろう。
一応
「そうだ!食パンマンだね。上手に呼べたね。」
と頭を撫でると、嬉しそうに頷いた。
とにかく4日もワンオペで耐えてくれた奥さんに感謝感謝。
子供が二人もいたら大変だ。
ご飯を食べさせるのも、風呂に入れるのも、寝かしつけるのも、全てが一筋縄でいかないどころか三筋も四筋もある(こういう言い方になるのかよくわからないけれど)のだ。
疲労困憊だったろう。
ありがたい。
なにか恩返ししなきゃなぁ。
なにはともあれ、お疲れさまでした。







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