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のはなが保育園からの帰り道を歩いた

日記

保育園のドアを出ると、のはなが一目散に、保育園の門までかけていった。

門は一応閉ざされてはいるけれど、お迎えに来た人が外から開ける可能性はある。

あわてて荷物をベビーカーに乗せてたいきと追いかけた。


のはなをベビーカーに乗らせてみたものの、ふんぞり返って抵抗する。

とにかく歩きたいのだ。

そのままだましだましベビーカーで連れて帰る方法もないわけではないのだけど。

まあ、歩きたいなら歩いたほうがいい。

たいきがのはなのペースに合わせられるかという問題はあるけれど。

なに、合わせられなかったら、それから考えればいいのだ。


片手でのはなと手をつなぎ、もう片方の手でベビーカーを押す。

とにかくのはなの手が低いので、腰が痛い。

なんともなつかしい。

たいきが歩き始めたときもしばらくこれだった。

のはながなにか言いながら盛んにたいきの方に手を伸ばしてたいきを追いかける。

たいきに手をつないでほしいのだ。

「たいき、のはなさんと手をつないであげてもらえる?」

『だめ!いや!』

あらら。

のはなが泣きそうな顔になる。

でもまあ、嫌だと言うなら仕方ない。

「のはな、たいきは今日は手を繋がないって。お父さんと手をつないで歩こう?」

のはなは悲しそうな顔で虚空を見つめながらうなずいた。


しかしまあ、1歳児。

気分が変わるのは早い。

何しろこの辺は初めて歩く道だ。

この辺はっていったって、そもそも帰り道に歩くのだってまだ3回目くらいなのだ。

清水へ祇園をよぎる桜月夜ではないけれど、今宵会う人皆美しきみたいな気分だろう。

垣根に触る。

電柱に触る。

フェンスに触る。

道端の草に触る。

とにかく何でも手を伸ばして触るのだ。

何ヶ月も触ってみたくていたものが、全部手が届くのだ。

なにかに触っては

「た」

とか

「か」

とか、なにかしら感想を言う。

そのたびに

「つめたいね」

とか

「硬いね」

とか適当に返してやる。

合ってるのか間違ってるのか、わかってるのかわかってないのかわからないけれど、そのたびにの花は私の顔を見たり頷いたりしていた。


家までの道のりを、なんだかんだ7割方歩いた。

2回転んだ。

手をつないでたって、転ぶものは転ぶ。

「どこかいたいところない?」

に左膝を押さえるしぐさ。

「いたいのいたいのとんでいけ〜!もう大丈夫?他にも痛いところある?」

今度は右膝だ。

「いたいのいたいのとんでいけ〜!」

そして右手、左手。

一通りいたいのいたいのとんでいけをしてやって

「もう大丈夫?痛いの飛んでいった?」

と聞くと、また一つうなずいた。

たいきもそうだった。

ちゃんと痛いのが飛んでいくのがたまらなく可笑しい。


なんだかんだで普段は15分くらいで住む道のりに30分以上かかった。

たいきもよくそのゆっくりなペースに合わせて歩いてくれた。

来週はどうなるだろうか。

たいきも手をつないでくれるだろうか。

しばらくは毎日コケるだろう。

たいきはいつの間にかこけなくなった。

のはなもいつかこけなくなる。

のはなはたいきより2ヶ月ばかり歩くのが早いようだ。

しっかり育ってくれているのだ。

色んなものをみて、色んなものにさわって、どんどん学んでほしい。

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