PVアクセスランキング にほんブログ村

横浜にはなぜカジノが必要なのか

ニュース関連

なんかここのところ記事を書く気力がいまいち出ない。
相変わらずたいきものはなもかわいいのだけど。
暑すぎるからだろうか。
明日は九州に最大級の台風が来るらしい。
関東にも来ないかなと思うけど、進路を見る限り全く期待できない。


たまには気分を変えて全然関係ないことでも書こう。

先日とある駅の前でスピーカーをもって大声を出している老人男性がいた。

まわりにはのぼりが立っていて老人女性が炎天下にビラを配っている。

何をやっているのかと思えば、横浜市にカジノはいらない、という活動だった。

多分、横浜の人じゃないだろう。

共産党のプロ市民の方々だ。

あんな組織でも、あんな年齢でも、男性がメガホン、女性がビラ配りなんだなあと思うと嫌な気持ちになった。

横浜市歌を歌えるか聞こうかと思ったけど、暑すぎて面倒なのでしなかった。


我が日本は島国よ。

朝日輝よう海に連なりそば立つ島々なればあらゆる国より船こそ通え。

されば港の数多かれど、この横浜に勝るあらめや。

昔思えば苫屋の霞、ちらりほらりと立てりしところ。

今は百船百千船、泊るところぞ見よや。

果てなく栄えて行くらん御代を飾る宝も入り来る港。

これが横浜市歌。

森鴎外作詞(森林太郎作詞)だ。

我が国は島国だから、あらゆる国から船は来る。

しかし港はたくさんあるけれど、この横浜に勝る港はない。

昔を思えば、横浜なんてぼろ屋の煙がちらほら立っている程度の寒村だった。

今は100の船、1000もの船いて泊るところも見当たらない。

果てなく栄えて行く日本の未来を飾る宝の数々も入ってくる港なのだ。

大体、こんな感じの意味。


横浜は幕末に開港されるまでは横浜村といって、何でもない漁村だった。

そこが、最初は政治的な理由で日本一の港になった。

それから、関東大震災とか、第二次世界大戦の空襲とかを経験して、GHQにも占領されて、何度もボロボロになりながらも、少子化のこの時代に今なお人口の増え続ける数少ない都市のひとつとして残っている。

開港記念会館(ジャックの塔)を作った商工会議所の人たちとか、震災のがれきで海を埋め立てて山下公園を作った人たちとか、みなとみらいを開発した人たちとか、そういう人たちが、50年後100年後の横浜のことを考えて、ひとの訪れる町であり続けるように横浜を進化させ続けてくれたから今の横浜があるのだ。


カジノだかIRだか知らないけれど、大変結構なことじゃないかと思う。

横浜は、本来は港としての賞味期限はとっくに切れているのだ。

羽田や成田は横浜にはない。

確かにチャップリンが日本に来た時、彼は船で来たから横浜港から入国した。

しかし、今の海外からの観光客は、横浜に船で来るんじゃなくて羽田や成田に来るのだ。

今、福岡には船で毎年何十万人もの観光客が来ているけれど、それは韓国人や中国人が対馬海峡を渡ってきているのであって、彼らはわざわざ横浜まで船で来たりはしない。

船で運ぶものは重工業関連製品とか食糧とかがが中心になってしまっていると思うけれど、重工業関連製品(鉄とか石油とか)を扱う工場群が東京の隣のこんなに人件費も土地代も高いところにあるのはいかにも不合理だ。

今でも横浜港のあたりにはJFEだの東芝だのIHIだの三菱重工だの日産自動車が軒を連ねていはいる。

しかし、いすゞはいなくなってしまったし、JFEだって経営が苦しくなった製鉄大手が合併してできた会社だし、日産だって日本企業ではなくなってしまった。

東京の一極集中だって、製造業の時代や、その後のサービス業だの金融業だのの時代はまだよかったけれど、そろそろITがちゃんと機能し始めるわけなので、そうなったら東京に日本のビジネスや人口が集中する理由も、ましてその衛星都市である横浜の人口が増え続ける理由もない。

それに、今時地方から東京に出てくる人たちが、その周辺のどこかに住むとして、埼玉だって千葉だって横浜と利便性はほとんど変わらないのに、横浜だというだけで家賃が月1万円くらい割高の横浜に住む理由もない。

横浜は、このままいったら衰退する一方なのだ。


横浜には370万人の人がいる。

そして、ありがたいことに今も保育園や小学校を増やしているくらい、若い世代も多い。

今横浜に育っている子供たちが大人になったとき、横浜にどんな産業があって、彼らがどうやって横浜でご飯を食べていくのかを考えるのが、政治というものだ。

横浜には産業が必要なのだ。

軽工業(繊維)、重工業の時代は横浜はよかった。

でもそれは19世紀とか20世紀の話だ。

今更横浜でIT産業が発展したところで中国やインドにかなうとも思えないし、金融だってシンガポールとかジャカルタとか、東アジアの中でももっと気が利いた場所がいっぱいある。

横浜が取れる選択肢なんて、そんなにないのだ。


つまり過去に世界の中心だった町、ローマやウィーンやロンドンがそうなったように、観光で何とか頑張るしかないのだ。

余談だけど、東京だって同じことだから、あんなにみんながんばって東京オリンピックを誘致したのだ。

ところが、横浜っていうのは本当に観光は弱いのだ。

福岡には大宰府以来ずっと日本No2の都市だった歴史がある。

京都だって大阪だって名古屋だって金沢だって仙台だってそれぞれに歴史があって文化財があって、Japonesqueを感じることができる。

横浜はどうだ。

なんで日本人に横浜が人気だったのか。

横浜は「ハイカラ」だったのだ。

つまり、洋風だ。

そりゃそうだ。

日本的な歴史とか文化財は皆無だ。

なにしろ漁村だったのだ。

寺ひとつない。

あるのは、赤レンガ倉庫とか、ホテルニューグランドとか、前述のジャックの塔とか、なんかボストンみたいな建物ばっかりなのだ。

あとは中華街だ。

つまり、横浜はただのリアルハウステンボスだったのだ。
その証拠に、横浜には「横浜名物」も「横浜土産」もないのだ。
いや、もちろんあるよ。
崎陽軒のシウマイ。
全然日本の食べ物じゃないけど。

そんなところにわざわざ海外の人は来ない。

私だって海外の友人を横浜には呼ばない。

日本人だって、横浜に観光に来るくらいならボストンやロンドンに行った方がいい。


横浜には変化が必要だ。

新しい魅力が必要だ。

カジノに反対している人たちは老人ばっかりだ。

彼らには幼い子供もいなければ、自分たちがこの横浜で過ごす未来もない。

そもそも横浜の人じゃないのだ。

本当に余計なことはしないでほしい。

横浜市歌を100回歌ってから出直してほしい。

カジノでもIRでもいいけど、人が訪れる魅力のないこの横浜という町には、多分それが必要なのだから。

にほんブログ村 子育てブログ 幼児育児へ
にほんブログ村
==================

↑↑↑
ランキング参加中。応援ありがとうございます。