Go To 伊豆旅行
2泊3日の伊豆旅行。
奥さんが全部企画して予約してくれた。
とにかくこの手のことは奥さんにはまったくかなわない。
私は大人しくドライバー。
とにかく旅のお供のスピーカーはまずこれ。
Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker II ポータブルワイヤレススピーカー スペシャルエディション ラックスシルバー
横18センチ、高さ5センチの小ぶりな見た目とは裏腹にずしりと重い。
これをダッシュボードにちょこんと載せて音楽をかけると、純正のカーステレオなんかよりははるかにいい音で社内に音楽が広がる。
特に、こいつはとにかく重低音がすごい。
そして
あとはギガ放題。
これで、ドライブ中の車で無限に音楽が聴ける。
普段はこのスピーカーだけなのだけど、今回はこちらのスピーカーも持って行った。
Bang & Olufsen ワイヤレススピーカー BeoPlay A1 通話対応/防滴/連続24時間
こいつもすばらしく音の拡がるスピーカーなのだけど、難点はモノラルスピーカーであるということ。
今回は、これを二つ並べてステレオスピーカーにして使用。
モノラルでもびっくりする音質なのだけど、ステレオにすると、その10倍ぐらいいい音になる。
たとえ小さな音でも、音楽を流した瞬間に、空間が音楽に満たされる感じ。
上のBoseのスピーカーみたいな低音はならないけれど、高音から低音までバランスよくきれいに音を拾ってならしてくれる。
とにかくこういうスピーカーを使っていると、大きな音で音楽を聴く必要がないので、耳が疲れない。
スピーカーっていうのは、大きな音を出すために使うんじゃなくて、小さな音でいい音楽を聴くためにあるんだなって思う。
旅行から帰ってきてつかれているので長々とは書けない。
しかし、最高の旅行だった。
まずは車で一路、伊豆ぐらんぱる公園へ。
たいきとプールだ。
200メートル四方はあろうかという広いプールに、たくさんのビニール製の大きな遊具(滑り台とか)が浮いている。
1才くらいの頃はプールに入ってもずーっと泣き続けていたたいきが、ひとりでどんどんプールに入って、どんどん奥へと進んでいく。
遊具に上ったり水にもぐったりはまだ怖くてできないみたいだけど、私が遊具に上ろうとして派手に無様にプールに落下するのを見て、大きな声を上げて笑っていた。
のはなにも腕に着ける浮き輪みたいなのをつけて、一緒にプールに入った。
やっぱりのはなは、かつてのたいきほどは泣かない。
三人で水をかけっこしたりプールの中を歩いたりして、しっかり遊んだ後は、お母さんがかき氷を買って来てくれて、たいきと二人で食べた。
かき氷も、たいきが最近食べたがっていたやつだ。
炎天下で本当に暑かったこともあって、たいきは本当にうれしそうに食べていた。
その後は、恐竜の展示されているコースをお母さんと回ってきて、たいきはとても興奮していた。
すごくリアルでかっこいい恐竜がたくさん展示されていたらしい。
そこから出てくると今度は遊具のエリア。
お母さんも私も、厚くて疲労困憊の体なのだけど、たいきは本当に元気。
滑り台を滑ったり、アスレチックで遊んだり、走り回ったり。
のはなも退屈するかと思いきや、走り回るたいきを見てキャッキャと喜んでいた。
とにかくこのぐらんぱる公園はすごい。
子どもを全身全霊で楽しませよう!という思いがビンビン伝わってくる。
絶対にまた行きたい。
二日目は、伊豆アニマルキングダム。
ここもまだ小さかったたいきと一度来たところだ。
いたるところで動物にエサをやることができる。
キリンに4歳児が飼育員さんもいないところでエサをやれる動物園なんて他にあるんだろうか。

これはすごい。
たいきはどんどん走っていく。
お母さんが追いかける。
私がのはなのベビーカーを押しながらさらにその後を追いかける。
のはなは、たいきとお母さんが見えていると安心して過ごせる。
たいきがお母さんときゃあきゃあ言っているのを眺めながらのはなに
「サイがいるよ。大きいねぇ」
「あっちには水牛がいるみたいだよ」
なんて話しかける。
のはなも動物を発見すると指さして
「おー!おっ!」
なんて歓声を上げていた。
楽しめたようだ。
ここでも、動物が終わると遊園地かついていて、メリーゴーランドやら観覧車やらにも乗った。

お土産に買ってやったティラノサウルスのぬいぐるみの形をしたリュックを、宿についたたいきが解説してくれた。
『このてぃらのはとてもめずらしいてぃらのだよ。いままでのてぃらのはあかとかだったけど、これはしるばーてぃらの。はなのところもちゃんとさいげんされているけど、とくちょうてきなのはこのくち。ちゃんとがぶがぶーってできるんだよ。それから、つめもふたつある。つめもちゃんとさいげんされているよ』
再現されているとか、特徴的なのはとか、とにかく難しい言葉を使えるのだ。
思わず、奥さんとたいきの頭越しに顔を見合わせた。
二日目にとまったのは「小さな湯の宿 みたにや」さん。
清潔だとか過ごしやすいとかいうのはもちろんのこと。
とにかくご飯がおいしくて感動。
刺身はカマスのおつくりを中心にタイだのマグロだの、とにかく量が多い。
伊豆名物金目の煮つけも、他と違って比較的薄味なのだけど、タイの味が引き立ってとにかくうまい。
おかみさんが「みたにやの取説」という漫画を描いていらっしゃるのだけど、その中でご主人がコメにも出汁にも並々ならぬこだわりを持っていらっしゃることが描かれていたのだけど、出てきた料理を食べて心から納得。
伊豆牛のすき焼きも、何もかもおいしかった。
驚いたのは、たいきがたいきのご飯を完食したこと。
たいきはうまくないものは食べない。
あんまりおいしくないものは無理に食べずにご馳走様してしまうのだ。
ハンバーグなんかもほとんど食べない。
たいきのプレートにハンバーグやらエビフライやらグラタンやらがかなりの量のっていたので、あれの半分ぐらいは残るだろうから色々食べられるぞ、と思っていたのに、気づいたら完全に食べ終わっていた。
よほどおいしかったのだろう。
周辺が別荘地なので、露天風呂とかではとにかく静かに過ごしてほしいとやたら言われるのだけど、それ以外のところで子連れへの配慮がすごかった。
部屋にはベビーチェアが用意されているし、トイレにはおむつ用のごみ箱まで用意されているし、のはなのためのご飯(お米)も用意してくださった。
その他諸々、明るくてフレンドリーで、それでいて押し付けがましいところのまるでない神のような女将さんが何かと気にかけ、考えてくれる。
何もかもが行き届いているのだ。
風呂は部屋付きの露天風呂と交代で貸し切りで使う家族風呂。
交代でと言っても一日2組しか泊まらないから入りたければいつでも入れるようなもの。
これがまた、どちらも気持ちいい。
「おいしい」とか「気持ちいい」とか、そういう言葉は本当はあまり使いたくないのだけれど、今は疲れすぎていてうまく遠回しに表現する体力がない。
とにかく感動したのだということだけ、しっかり書いておきたい。
本当に、笑いの絶えないいい旅行だった。
たいきものはなもたくさん笑ってくれた。
美味しものもたくさん食べた。
奥さん、企画ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。

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