トイレトレーニングと自転車
たいきとマンツーマンで寝かしつけ。
今日はもう大分遅くなっちゃったよ、というのをお風呂からいい続けたので、たいきもすっかりその気になってくれている。
寝る前のゲームも三分くらいで終わり。
ゲームといっても最近はお絵描きアプリを使っているようだけど。
布団にはいって、
『あおむしのおはなしして』
少し低めの声で、少しゆっくりめに話してやる。
で、あっさり眠るかな~と思ったら、あおむしがさなぎになる直前、たいきがガバッと起き上がった。
『ねぇねぇおとーしゃん!』
ちょっとびっくりしたけど。
とりあえず話を聞こう。
「なあに?」
なにか真剣な顔で私を見る。
3歳児のいうことだから別に大したことではないだろうけど、ちょっとドキドキするテンションだ。
『ねぇねぇおとーしゃん、あのね、たいちゃん、といれのれんしゅうしたらね』
「ん?トイレの練習?」
『たいちゃん、といれのれんしゅうしたらね』
「うん」
『たいちゃん、といれのれんしゅうしたらね、じてんしゃかって』
おお。
なんだその交換条件。
なんというか。
ある意味おいしすぎる。
普通、トイトレなんてモチベーションもインセンティブもそもそも通用しない子供にどうやってやらせようか悩むもんだと思う。
それが、なんと3歳児が自分でインセンティブを提案してきたのだ。
自転車がほしいなんて全く知らなかったけど。
乗らない手はない。
『あのね、おうちにはね、しゃんりんしゃしかないでしょ。しゃんりんしゃじゃ、たいちゃんちゅまらないから。』
なんか、ちゃんとそんなことまで説明できるのだ。
説明というか、これは、説得というやつだ。
そういえば保育園の先生がたいきのことを「~だから~」という話し方が上手ですねと誉めてくれていた。
それをもう、こんな風に使いこなせるのだ。
なかなかやりおる。
もちろん快諾した。
おむつが外れたら自転車を買おう。
さて、明日も覚えているかな?
覚えてるだろうなぁ。
保育園の連絡帳にも書いておこう。
がんばってくれるといい。

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