三才児の性教育
そろそろたいきの性教育を始めなければ、と思っている。
もちろんセックスについて教えるとか、そういうことではない。
自分の体のプライベートゾーンに無闇に触られるのは不当なことであること、人の体のプライベートゾーンに触れてはならないことを教えるということだ。
早いようでもあるけれど、このくらいの年で何かに巻き込まれたり、逆に加害してしまったりという事件も目にしたことがあるので、おろそかにはできないと思う。
しかし、どうやって教えようかなぁ。
さわっちゃだめ!はいいけど。
触っちゃいけない理由を3歳児にどう説明したものか。
まあ、とりあえず触っちゃダメということだけでも伝えておこうか。
というわけで、お風呂だ。
もちろん全身洗ってやる。
いつも通りだ。
今日はたいきは転んで膝を擦りむいたので、そこにおゆがかからないように気を付ける。
もちろんちんちんもおしりも洗う。
全部洗い終わって、たききが立ち上がった。
何もいわずにたいきの股間に手を伸ばし、触らずにあわてたふりをして引っ込める。
「あぶないあぶない。たいきの大事なちんちんに触るところだった!」
『しょうだよ!ちんちんさわらないで!』
「そうだよね。洗うとき以外は触っちゃダメだもんね。」
『しょうだよ!ちんちんにさわっちゃだめなんだよ!』
おや。
そんなこと知ってる?
「触っちゃダメなんだね?」
『さわっちゃだめ!はじゅかしーってなるし、きもちわるい!ってなるから』
おやおや。
ちゃんと教えてくれた人がいるらしい。
恥ずかしいってなるし気持ち悪いってなるから。
実に、3歳児にはわかりやすい理由だ。
素晴らしい。
誰に教わったのかたいきに聞くと、保育園の先生らしい。
なんともまあ、手の回ることだ。
ありがたい。
とりあえず3歳児の性教育は、こんなところだろうか。
この辺のことは男性であるがゆえかもしれないけれど、意識する必要もなく、意識せずに生きてきただけに、少し勉強しなければ。

ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません