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本当に正しい保育園の選び方

お父さんであること, 子育てを考える

もう2年も前に、正しい保育園の選び方という記事を書いた。

詳しくはリンク先を読んでもらうとして、とにかく近いところを選べという内容だった。

Twitterで5000シェア、Facebookでも500シェアくらいされたこの記事なのだけど。

私はお詫びしなきゃいけないと思っている。

これは、間違っていたかもしれない。


毎朝、毎夕、たいきとのはなを連れて保育園の送り迎えをする。

うちから保育園まではそこそこ距離がある。

今は右手でベビーカー、左手でたいきの手を握って、その道を歩くわけだ。

のはなは道のあっちを見たりこっちを見たりしながら、何か指さしては声を上げている。

その後頭部を眺めながら時々適当に喃語に相槌を打ってやる。

たいきはたいきで、一生懸命話しかけてくる。

『きょうはひろくんがたいちゃんのちゅくったしゃーくをこわしちゃったから、かなしかったの。しゃーくはでっかいんだよ。さんじゅうめーとるぐらい。ごじらよりはおおきくないけど。たいちゃんはさんじゅうごめーとる。おとーしゃんはにめーとるくらい?あ、おとーしゃん。どうぶちゅくいじゅしよ。はやくもんだいだして。おとーしゃん。。。』

おとーしゃん、おとーしゃんという声が耳に心地よい。

とりとめもない話を延々していたかと思うと、道端に咲いているタンポポにしゃがみこむ。

ひとしきりタンポポをいじるとまた歩き出す。

『たいちゃんねぇ。ほいくえん、たのしかった。あ、ほいくえん、ちょっとしゅきじゃない。おとうしゃん。あしょこにろーそんがあるねぇ。おとーしゃん、きょうはおかねもってきた?どれくらい?たいちゃんねぇ、きょうごはんのあとでおかしたべたいっていってたじゃん!』

保育園、ちょっと好きじゃないと言いなおしたので何か嫌なことがあったのかとドキッとしたけれど、どうやらお菓子を買ってもらうための交渉だったらしい。

なかなかやりおる。


お菓子を買って、しゃべり疲れて大人しくなったたいきと手をつないで歩きながら歌を歌ってやる。

初夏の夕暮れ。

靴が鳴る(おてて繋いでのやつ)、夕焼け小焼け(夕焼け小焼けで日が暮れて、のやつ)、なんかを歌っていると、七つの子(カラスなぜ鳴くののやつ)をリクエストされたりする。

日によっては、夢路よりとか峠の我が家とかを歌いながら歩く。

しばらくするとまた

『おとーしゃん、どうぶちゅくいじゅして』

なんて話しかけられて、クイズを出したり出されたり。

そんなこんなで、たいきに合わせてゆっくり歩いているし、時々立ち止まるからなんだかんだ30分とかしゃべりながら歩くのだ。


たいきのとりとめもない話を聞くこの時間が、なんと尊い時間に感じられることか。

家にいれば私は仕事の連絡が来ないかとスマホが気になるし、ご飯の支度はしなきゃいけないし、トイレにも行きたいし、ゲームだってしたかったりするし、となかなか集中してたいきの話を聞き続けられない。

たいきはたいきで、おもちゃもたくさんあるし、YouTubeは見たいし、のはなにもちょっかい出したいし戦いごっこもかくれんぼもしたいしで、延々話をするということはない。

お互いに、会話をすることに集中してお話しし続けられるのは、実はこの送り迎えの時間くらいなのだ。

3才にもなって、膝の上に座って大人しくお話をするなんていうことももうないから、この保育園の送り迎えの時間に、ずっと手をつないでいるというのは実はたいきと一番長時間取り続けるスキンシップにもなっている。


あたたかい掌。

吹き渡る風。

薄暮の空。

たいきが私を呼ぶ声

のはなの喃語。

いつまでこの幸せな時間の幸せな景色を覚えていられるかわからないけれど。

私の人生で一番幸せな時間は、間違いなく今で。

その中でも一番幸せな時間がこの、送り迎えの時間なのだ。

それはきっと、間違いのないことだ。


保育園は、少し遠いところがいい。

あんまり遠いと大変だけど。

少し遠いくらいがちょうどいい。

お詫びと訂正ということで、それを、ちゃんとお伝えしておきたいと思う。

ただし、そんなことを言っていられるのはのはながベヒーカーからの脱走を覚えるまでかもしれないけど。

■関連リンク

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