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『きりんってしってる?』と聞かれて嬉しかったこと

お父さんであること, 日記

私の父は随分もの知りだった。

まあ、もの知りというか、基礎教育がしっかりした人だったということなのだけど。

とにかく博覧強記な人だったのだ。

あ、過去形にしてるけど、まだ存命だ。

で、私が小学生とか中学生ぐらいのとき何か知識を仕入れて、あるいは面白い話を本か何かで読んで「こんなことがあるんだってよ」という話をすると、必ずそれについての追加情報を聞かされていた。

ある種のマンスプレイニングというやつだろう。

はっきり言って、そういう父との会話は極めて楽しくなかった。


たいきが楽しそうにゾイドのことを話してくれる。

『かぶたーってしってる?』

「カブターっていうゾイドがいるの?」

『しょーだよ。かぶたーはねぇ、かぶとむししゅのぞいど』

「カブトムシ種のゾイドなんているんだ!すごーい。たいきは難しいこと知っててすごいなぁ」

『あのね、はんたーうるふはしってる?』

「えー、ハンターウルフ?知らないなぁ。何種のゾイドなの?」

『はんたーうるふはねぇ、おおかみしゅのぞいど』

「へー!狼なのか。かっこいいんだろうねぇ」

ハンターウルフの話をたいきから聞くのは何回目かなとか考えない。

ウルフだから狼なんだなぁとか、言わない。

『しゅぱいでしゅはどけぐもしゅのぞいどなんだよ』

「ドケグモ種?」

『そう。くもしゅなんだよ!』

「へー!クモ種のゾイドもいるんだね!」

ゾイドを一通り説明したら次はアースグランナーだ。

何を聞かされても、すごい、かっこよさそう、と感動してみせる。

たいきは段々調子に乗ってきた。

そしてとうとう

『おとーしゃん、きりんってしってる?』

と言い出した。

さすがに、これを知らないというのはうそだ。

「キリンはさすがに知ってるよ。黄色くって、首が長いのでしょ?」

『えへへ、しょうだよ』

たいきはそういって抱き着いてきた。


余計なことを言わなければ、たいきはインプットしたものを一生懸命アウトプットする。

知識を増やしてやろうなんていうつもりで、マウントするようなことを言う必要はない。

別に、言っちゃいけないというつもりもないけど、私はたいきが楽しく話をできる相手になりたいのだ。

そうすることで学習意欲と自己肯定感が強まると思う。

何にも知らないあほなお父さんと思われるくらいがちょうどいい。

一応そういうことを意識しているつもりではあるけれど、とはいえ徹底できるかどうかは自分ではわからない。

しかし

『おとうしゃん、きりんってしってる?』

というのはいわば、私が何にも知らないような顔でたいきの話を聞くことができているということではないか。

そうだとしたら、そこそこやれているということ。

こんな調子でやっていればいいんじゃないかということだ。


しばらくはこんな感じでやっていこうと思う。

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