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『あるくちからなくなっちゃった』

日記

たいきにとっては久々の、のはなにとっては初めての長時間保育。

二人をお迎えに行くと、たいきは先生方に見守られながら園庭でお友達と大声で笑い転げていた。

先生に言われるまで、目と鼻の先にいる私に気づかないほど笑い続けている。

やっぱり保育園はいい。

家でYouTubeを見たりおもちゃで遊んだりするのもいいけど、やっぱりお友達と遊ぶ時間は子供にとってかけがえのない時間だと思う。

感染対策で保護者は園内に入れないのでそこでのはなを待つ。

先生に抱っこされてやってきたのはなもすこぶるご機嫌だった。

そこに園長先生もやってきた。

お久しぶりですとご挨拶する。

「のはなちゃんは私が抱っこしたら泣いちゃったので、私からミルクをあげてみたんですよ。そしたらすっかり私のことを好きになってくれました。ね~、のはなちゃん?」

のぞきこんだ園長先生にのはなが笑顔でこたえる。

4月に数日慣らし保育をしてそのまま自粛に入ってしまって、今月に入って2日だけ慣らし保育をして3日目の今日だ。

どうなることかと思ったけれど、あれこれ心配したのは全部杞憂だった。

やっぱりプロはさすがだ。


先生方にご挨拶して退園。

ベビーカーを押しながら、横を歩くたいきとおしゃべりをしていると、たいきがなんとなくさみしそうな顔をしたような気がした。

思い過ごしかもしれないけれど、一応聞いてみた。

「抱っこしてほしい?」

たいきは遠慮がちにうなずいて言った。

『でも、どうやってべびーかーおすの?』

大丈夫だからおいでというと嬉しそうに抱きついてくる。

そのまま片手で抱っこ、片手でベビーカーを押して歩き始める。

「ほらね。大丈夫でしょ。ちょっと重いけどな。少しは抱っこできるよ」

たいきはうなずいた。


しかし、重い。

しばらく歩いて、たまらずたいきに聞いた。

「たいき、歩けるかなぁ」

『たいちゃん、あるくちからはあるよ』

そうかそうか。

じゃあまた、少し歩いてもらおうかな。

そうしてたいきを下ろしてしばらく歩く。


と、たいきが立ち止まって私を呼んだ。

『おとーしゃん、たいちゃん、あるくちからなくなっちゃった』

歩く力、なくなっちゃったのかぁ。

抱っこしてほしいってことかな。

「どうする?」

『んーとねぇ、たいちゃん、ひとやしゅみしゅる』

そういうと、たいきはその場にしゃがみこんだ。

なんか、気を遣ってるのかわからないけれど、ほほえましい。

道端に二人でしゃがみこんで、ベビーカーののはなと三人で車座になってしばらくおしゃべり。

お友達の誰がいたとか、誰がいなかったとか。

のはなちゃんが先生に抱っこされて笑っているのを見たとか。

他愛ない話に花が咲く。

ときおりたいきがのはなを気遣ってくれるのがうれしい。

しばらくするとたいきが

『あるくちから、たまったよ』

と言って、また歩き出して、そのまま家まで帰ったのだった。


明日も、二人とも元気に楽しく保育園で過ごせるだろうか。

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