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一晩一晩の積み重ね

お父さんであること, 日記

夜更け過ぎ。

リビングでアレキサンダー大王についての動画を見ていたら、のはなの泣き声が聞こえた。

しばらく弱弱しかったからそのまま寝るかなと思ったけれど、途中からテンションが変わった。

どうも怒っている。

寝室に行ってみると、布団を抜け出してドアのところまでハイハイしてきていた。


私を探しに来たわけじゃない。

お母さんの寝室の方を目指してハイハイしてきたのだと思う。

どうしようかなぁ。

とりあえず布団に一人で座って、お母さんの寝室のドアに向かって泣いているのはなの背中を呼んでみた。

『のはな』

のはながこっちを向いた。

おお。

こっちを向くのか。

両手を差し伸べてみた。

『抱っこしてあげるよ。こっちへおいで。』

のはなは少しだけ考えるようなそぶりをしたようにも見えた。

単に動作が遅くてハイハイの体制になるのに時間がかかっただけかもしれない。

とにかく、のはなはのっそりとこちらに向き直ると、私に向かってハイハイしてきた。


随分上手にハイハイするようになったなぁ、という感動と、夜泣きで私に呼ばれて私の方に来てくれた、という喜びをかみしめながら抱き上げた。

のはなが一瞬だけドアの方を見た。

あっちに連れて行ってくれるのかな、という期待を感じる。

『違うんだ。お父さんが抱っこしてあげるからね。お父さんと寝ようね。』

泣くかな、と思ったら意外と泣かない。

大人しく肩に頭を預けてきた。

スピーカーから流れているのは例によってGrace Vanderwaal。

beautiful thing だ。

座ったままゆらゆらしてやるのだけど、意外とおとなしくしている。

立ち抱っこじゃなきゃいやということもないらしい。

そういえば、もちろん夜中におっぱいになることはないわけじゃないけど、基本的にのはなは夜間授乳の習慣がないのだ。

そもそも夜中に授乳になるほど泣かないし。

それに、結構長い時間寝るし、少しぐずるくらいのことは毎晩とは言わないまでも頻繁にあるけれど、私が隣に横になるとそれだけで安心して眠ってしまうことが多いからだ。


2曲くらい聞いて、横抱っこにするとまだ目が開いていた。

じっと見つめてくるので、こちらも笑顔で答える。

しばらくすると、明らかに

「はぁ」

という声が聞こえるため息のような息を吐いて、それから私の胸に顔をうずめて、目をつぶってしまった。

いかにも

「しかたない。こいつでがまんするか」

と言っているようで、思わず笑ってしまった。


まあ、真相は分からない。

単に安心したのかもしれないし。

しばらくそうやって抱っこしていたら、もう一度同じようなため息をついた。

これは、眠りが深くなった合図だから、布団に置く。

これにて一件落着。

明日も泣くだろうか。

明日も私の抱っこで寝てくれるだろうか。

それは分からない。

明日も同じように寝てもらえる自信なんか、たいきについてだっていまだにない。

いずれにせよおっぱいという最終兵器を持つお母さんと違って、お父さんの方は自信をつけるにせよ信頼を得るにせよ、一晩一晩、積み重ねるしかないのだ。

明日もがんばろう。

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