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初天神

日記

大学生のころはよく寄席に行っていて、『初天神』は結構聞いていたように思う。

なぜか5月ごろの話だと思っていたのだけど、調べたら正月の話だった。

前座噺だと思うので、二つ目くらいの人のも聞いていたと思うけど、入船亭船橋さんとか柳家小三治さんのも聞いた気がする。

落語というのは面白いもので、全く同じセリフでやっていても、前座さんや二つ目さんがやっていてもまあ大抵笑いは一つも起きなくて、見ていても早く終わらないかななんて思う。

そのつまらない話を小三治さんなんかがやると、セリフは全く同じなのにちゃんと面白くて笑いも起こって、あっという間に終わってしまう。

もう20年も前で、小三治さんはまだ60歳ぐらいだったのだけどすでに堂々たる大真打だった。

調べてみたら今も80才でご健在。

しかしオフィシャルホームぺージの高座の予定は2019年春ごろで止まっている。

もう高座に上がられることはないのだろうか。

師匠の高座をもう見ることができないとしたら、ずいぶん残念なことだ。


昨日はたいきと公園に行った。

とりあえずボールだけ持って行ったのだけど、風が強くてボールが流されてしまうので追いかけっこと滑り台遊びをした。

ひとしきり遊ぶと、砂場遊びがしたいから砂場セットを取りに帰りたいという。

まあ、いい。

手をつないで歩いて帰ると、家の前まで来てたいきが

『あっちにろーそんがあるよ』

と言い出した。

なんとも答えようがない。

初天神を思い出す。

「何か買ってくれ」と言わないという約束でお父さんに天神様のお祭りに連れてきてもらった金坊は、ずらり並んだ縁日の店を眺めながら熊五郎に「いろんなお店が出てるね」というのだ。

そうか。

熊五郎はこんな気持ちだったのかな。

「そうだねぇ」

『たいちゃん、ろーそんにいきたくなっちゃった』

「いいよ。一緒に行こうか」

私は熊五郎とは違って、別に買い食いさせるのはいいやと思っているのでそう答えた。

ただし、たいきが行こうといったのは遠くのローソン。

そこまで抱っこで行くのは嫌だ。

近くに別のコンビニもあるのだ。

ちゃんと自分で歩いてね、歩けないなら近くのコンビニに行こうねとくぎを刺す。

しばらくは自分で歩いていたものの、やっぱり途中で

『たいちゃん、ちゅかれちゃった』

と言い出した。

ここからならまだ、近くのコンビニに行った方が早い。

「じゃあ、近くのコンビニに行こうか。それなら歩けるでしょ。」

たいきは少し考えて、それから目的地を変えることを決意した。


コンビニで買ったのはプリキュアのグミ、52円だか54円だかのやつひとつ。

それをコンビニにの駐車場で食べて、帰路。

途中、公園によって公園の水場で水を飲んで。

その公園でもひとしきり追いかけっこをして。

それから手をつないで家に帰ったのだった。


家から公園、コンビニ、また別の公園、そして帰宅と、結構長い時間手をつないでいた。

あたたかくて小さい手。

幸せな時間だった。

熊五郎もこの幸せを感じていたのだろうか。

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