保育士さんの魔法
うちの保育園に副園長みたいな先生がいる。
たいきが0才児クラスのときにその先生の子も一緒のクラスにいたので、とても親しみがあるし、よくしてくださる。
この先生はすごい。
朝たいきが登園したときに、何か機嫌が悪かったりして私から離れないなんてことがまあそれなりに良くあるのだけど。
他の先生は何をしてもだめで、結局泣きながらたいきを私とふたりがかりで引き剥がすことになる。
ところがこの先生だけは、魔法使いのようにたいきを機嫌よくさせて抱っこしてしまうのだ。
へたをすると、彼女が
「たいちゃーん」
と話しかけただけで、もうたいきの機嫌がはっきりよくなり始めてたりする。
先日は少し苦戦したけど、それでも二分くらい、私にベッタリくっついてるたいきに先生が話しかけたら、たいきは笑顔で先生に抱っこされにいった。
多分、魔法使いなんだと思う。
この先生が、のはなの担任になった。
昨日はお休みだったようなのだけど、今朝はいらっしゃったらしい。
そして、今朝、のはなは泣かなかったらしい。
まだならし保育二日目の、まだ生まれて8ヶ月の、まだ言葉も何も通じない赤ん坊にどんな魔法を使ったというのか。
詳しいことはわからないけれど、とにかく先生に渡しても泣かずに抱っこされていて、送ってきたお母さんに笑顔で先生にバイバイできたとか。
すごすぎる。
なんというか、特別なことはなさらないのだ。
シールを持ち歩いているわけでもないし、変顔をしたりくすぐったりするわけでもない。
ただただ、プロなのだ。
表情と声のトーンと、あとは話し方かなぁ。
子供を一瞬で惹き付け、笑顔にさせる。
よく、この先生が朝すごかったという話を奥さんにしていたのだけど、今日はまたひとつこの先生の伝説が増えた日になった。
のはなは結構他のお友達に興味をもって触りに行ったりするらしい。
たいきたちはお互いに興味を持つようになったのは2歳になってから位だったと思う。
のはなは随分早い。
そういえば、お兄ちゃんお姉ちゃんがいる子達は、比較的早かった気がする。
一人目とふたり目では、そんなところが違ったりするのだろうか。
とにかくのはなはもう大分保育園に慣れたのかもしれない。
これからがまた、楽しみだ。
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