PVアクセスランキング にほんブログ村

Grace Vanderwaalにくびったけ

子供に聞かせたい音楽

私は41歳。

もうこの年になると新しい本や漫画を読むのはずいぶん疲れるし、新しい映画を見る体力もなかなかない。

何より、はじめて聞く音楽を聴いてもほとんど記憶には残らなくなったのがとても悲しい。

多感な少年時代、ベートーヴェンの田園交響曲やブラームスの交響曲一番といった大作に感動して、なんとか覚えたいと思ったものだけど。

あのころは三回も聞けばそんな一時間近くかかる大作も大体頭にはいったもの。

今でもその頃聞いた曲は、頭からおしりまで全部頭のなかで演奏することができる。


最近はとんとだめ。

たいきが生まれてからずいぶんレコードをたくさん買って、この年になってから好きになった曲もたくさんあるのだけど。

しかし、好きだ、という記憶はしっかりあっても、覚えてるのはせいぜい最初の8小節くらい。

ベートーヴェンのピアノソナタなんか大好きで、全集を何度も聞いているのだけど、どの曲がソナタ何番なのか(全部で32曲ある)が覚えられない。

なんとも情けない頭になったものだ。

そんな具合だから、もう、新しいミュージシャンを好きになるなんてことはずいぶん長いことなかった。

プロコフィエフが思ったよりもずっと古典的な作曲をする人だということは最近知ったけど、もう、あえて新しいレコードを買う気力まではない。

SEKAI NO OWARIの曲を何曲かいい曲だなと思ったのが最後だとすると、それももう6~7年も前の話だ。


だから、今私が毎晩のようにGrace Vanderwaalの動画を、まるでGraceに恋でもしているかのように一生懸命聞いているのは、誰より自分にとって驚きだ。

あんまり毎晩聞くものだから、のはなはどんなに泣いていてもGraceの動画を流すとピタリと泣き止むし、たいきも寝る前にGraceの動画を見たがるようになった。

ミュージシャンというか、アーティストというのは人類の宝なんだなと、改めて思う。

時代はくりかえすし、音楽なんてもう大体やり尽くされていて、若い人の音楽は若い人が聞けばいい、俺たちの世代にはサザンがいて尾崎がいてスピッツがいて吉田美和がいた。

大体おんなじだ。

なんて思ってたんだけど。

いま、ティーンの彼女が、いま、なにかを歌い、それをいま私たちが聞くということに価値があるのだ。

だって、21世紀、あるいは2019年代とか2020年の、ローティーンの女の子が感じていることは、1970年代のハイティーンが感じていたこととは、共通する部分だってあるにせよ、明らかに違うんだもの。

それに、12才の無垢な少女が書いた音楽というのは、音楽や歌詞に現れるその若さや無垢さそれ自体が稀有なものだった。

彼女が成長、というか、年を重ねるに従ってその早熟な才能をそれぞれの年にそれぞれの年相応に開花させていくのもまた楽しみだ。


当分は、Graceの音楽を聴き続けることになりそうだ。

<スポンサーリンク>

Just The Beginning

にほんブログ村 子育てブログ 幼児育児へ
にほんブログ村
==================

↑↑↑
ランキング参加中。応援ありがとうございます。