床で寝ようか悩んでるところ
のはなとたいきを風呂に入れて、たいきと一緒に上がる。
のはなはひと足先に奥さんが私の寝室で寝かしつけをしてくれている。
たいきの体に保湿クリームをべったべたにぬる。
病院で教わった通りに塗ってるだけなんだけど、こんなに塗るのかってくらい塗る。
服を着せて、歯を磨いてやる。
たいきは今も髪の毛を洗うときは顔に水がかからないように、私の膝の上に寝転んで洗うし、歯もあんまり自分では磨かない。
のはなはもう、最初から頭を洗うときは頭からシャワーをかけるようにしたので、もはやむせることすらないし、怖がりもしない。
のはなが3歳くらいになったら、歯は自分でみがいてるだろうか。
ひょっとしてそのころもまだたいきは自分で磨かなかったりして。
奥さんのベッドルームにいってたいきの寝かしつけ。
とりあえずGrace Vanderwaalの動画が見たいというので、スマホでYouTubeをひらいてやる。
三分ほどの動画が終わって
「さあ、寝よう」
と言ったけどなかなか寝転がらないので、両手を広げて
「抱っこしてやろうか」
というと喜んでこっちに来た。
バグをしてやると
『きょうはおとーしゃんとねる』
と言い出した。
たいきがベッドを指差す。
『ここにぃ、おかーしゃんがねてぇ、ここにぃ、のはなちゃんがねたらぁ、たいちゃんはおとーしゃんのへやにいく。たいちゃんはきょうはおとーしゃんがしゅきだから。』
そうかぁ。
嬉しいことをいってくれる。
まあ、たいきが寝る部屋はどっちでもいいのだけど。
のはなはもう私の部屋で寝つつあるのですぐ動かすわけにもいかない。
しばらく待って、寝かしつけが終わるのを見計らって、たいきと私の部屋にいって。
のはなのとなりに寝かしてやって、しばらく添い寝して頭を撫でてやると、やがて眠ってしまった。
24時。
のはなが起きた。
ミルクを飲みたいというほどではない。
眠いのに目が覚めて不快だ、とうーうー声をあげる。
たいきを起こしかねない。
しかたないのでのはなを抱っこしてリビングに移動。
すぐにおとなしくなったけど、なかなか眠りが深くならないので、しかたなく抱っこしたまましばらくここにいる。
今ようやくソファに置いたところ。
さあ、どうしう。
のはながもう一度、今度はミルクで起きるまではのはなの隣、というか、ソファの足元の床で寝るかなぁ…。
それまでにたいきが起きたりはしないと思うけど、万が一起きてとなりに私やのはながいないことに気づいたら悲しむだろう。
そんなことになりませんように。