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のはなの初ミルクは60cc

日記

マッサージチェアでうたた寝していると、寝室からのはなの泣き声が聞こえてきた。

深夜24時過ぎたとこ。

とうとう来たぞ、と思う。

このために、今日は粉ミルクを買ってきたのだ。

いよいよだ。


まずはのはなに添い寝する。

一応、そのまま寝ちゃわないか確認。

いつもなら、寝てくれ!と祈るところ。

今日は『寝るな!』と心の中で叫ぶ。

気持ちが通じたわけでもないと思うけど。

寝ない。

よーし!

しかたないなぁ!

ミルクやるか!

のはなを抱き上げた。


のはなは抱き上げられるとぴたりと泣き止み、一生懸命ドアの方を見る。

あっちに連れていけ、ということだ。

お母さんの部屋にいきたいのだ。

『よしよし』

声をかけて立ち上がり、ドアを出て、奥さんの寝室をスルーしてキッチンへ。

のはなが泣くかなと思ったけど、意外とおとなしくしている。

『ミルクを作ってあげような♪』

ミルクを作るのは久しぶりだけど、たいきのときに毎晩やってたから戸惑うことはない。

120ccの小さな哺乳瓶を使うことにする。


のはなを左手で抱っこしたまま、お湯を沸かして、哺乳瓶をゆすいで、粉ミルクをはかりながら入れて、お湯を注いで。

のはなは

『なになに?』

という感じでキョロキョロはしているけれど、泣きはしない。

はやくおっぱいのとこにつれてって!

と泣かれると思っていたので拍子抜け。

しかしまあ、よかった。

熱い哺乳瓶を流水で冷ます。

のはなのご機嫌が少し悪くなり始める。

『ちょっと待ってね』

いよいよだ。


左手にのはな、右手に哺乳瓶を持って寝室に行く。

布団の上に腰かける。

意外とのはなが泣かない。

横抱っこにすると少し「ふえ」っと泣きそうになる。

『よーし。どうぞ。』

のはなの口に、哺乳瓶の乳首を当てると、のはなが少しいやがった。

慌てない。

いやがって当たり前だ。

一度乳首を離して、のはなの目を見て

『大丈夫だよ』

と声をかける。

もう一度乳首を口にあてがうと、のはなは安心したのか諦めたのかわからないけれど、乳首を口にくわえた。


本能なのか反射なのか知らないけれど、ちゃんと吸い始める。

目はしっかりと開いたまま。

まっすぐこちらを見つめてくるので、しっかりと見つめ返す。

『おとうさん、これなに?』

と聞かれてるみたい。

決して落ち着いている顔ではない。

むしろ不安そう。

笑顔を作る。

大丈夫だよ。

おいしいでしょ。

ミルクだよ。

これからはお父さんもミルクあげるからね。

無言でたくさん話しかける。

ふっ、とのはなの体のこわばりがなくなった。

安心したようだ。

よし。

のはなは、しかし私の目から一度も目を離さずに乳首を吸い続け、60cc飲んだところでかぶりを振った。


『ごちそうさまだね』

いつもはお母さんの添い乳で眠るのはな。

どうしていいかわからない様子で、拳をなめながら頭を何度も右に左に振る。

こちらもどうしたらいいかはわからないけど、とにかく基本から始めよう。

胸をとんとんしながら、ゆりかごの歌を歌う。

なかなかすっとは寝られないけれど、泣き出しはしない。

声をおさえて、二回目。

のはなの動きが止まった。

目もつぶっている。


そのままのはなはおとなしくなった。

iPadをBluetoothでスピーカーに繋げて、Amazonミュージックでベートーヴェンのピアノソナタを探す。

巨匠、ダニエル・バレンボイムの全集を見つけて、第4番を小さな音量で流す。

心地よいリズムのピアノの音と、のはなの寝息。

しばらくすると、のはなが大きくため息をつくように息を吐き出した。

深い眠りに入ったサインだ。


よーし。

よしよし。

これでやっと、育児フル装備。

今まではおっぱいも出ないのにむやみに抱っこして寝かしつけようとしていたのだから、のはなにしたらたまったものではない。

ギャンギャン泣くに決まっている。

これからは、お父さんでもミルクができるようになる。

抱っこも寝かしつけも、格段に変わるだろう。

夜中にのはなが起きても奥さんを起こさないでもよくなるのだ。

いよいよだ。

心からワクワクする。

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