芸能人が『闇営業』をしてはいけない理由(吉本の宮迫さん、亮さんの会見を見て)

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吉本興業の宮迫博之さんとロンドンブーツの亮さんが謝罪会見をしているのを見た。

どうもこの二人はことの重大さをなにもわかっていないらしい。

芸能人が闇営業をしてはいけない理由は、事務所のピンはね利益を中抜きするからとか、そういうことではない。

もっと大切な理由がある。


彼らの使い道は、反社の人たちにとってはとても大きいのだ。

そして、反社の人たちと「一緒にいた」というだけでも世の中では大変なスキャンダルになる。

だから、一度でも関わってしまうと、「一緒にいたことをばらすぞ」という脅迫ができてしまう。

そうした上で、反社の人たちは彼らを使い始めたりもするのだ。


芸能人には大まかに言って、3つの価値がある。

ひとつは、もちろん芸ができるとか会いたいヒトだとかいうこと。

マギー審司さんに会社の忘年会にいらしていただいた(もちろん事務所経由で、ショーをしてもらうために)ときにお支払した報酬は、30分で200万円だった。

マギー審司さんには失礼だけど、宮迫さんや亮さんが芸をしてくれるならその倍くらいなんじゃなかろうか。

それが、ただで来てくれるようになれば、それだけでも丸儲けだ。

会費制でパーティーでも開いて、ただで芸をやらせればいいのだ。

あるいは飲みの席に座らせるだけでも箔になるかもしれない。

こんな有名人と仲がいいんだ、ということだけで羨ましがったり尊敬したりする人間はいくらでもいる。


二つ目は、彼らは有名だということだ。

有名だと、なぜか無闇に信用する人がたくさんいるのだ。

投資詐欺だのインフルエンサーだのといった怪しい人たちは、いつも有名人と写真を撮りたがっている。

仮想通貨が流行り始めたころ、投資を集めるのにロンドンブーツの淳さんととった写真を使って「彼も投資してるから安心です」という宣伝をやりまくった人がいた。

淳さんがTwitterで「私は関係ないです」というまで、それを信じて投資した人がたくさんいたのだ。

この件が詐欺だったかどうかは知らないけど、詐欺師が同じことをする可能性は十分ある。

というか、そういうことが横行している。

写真だけじゃなくて、実際に投資セミナーのようなものやマルチのパーティーなんかに芸能人が来てたりすることもある。

「わたしもやってます」なんていってたりする。

効果は絶大だろう。

そこに存在するだけで、一緒にいる人の信用まであげてしまうのが、有名人というやつなのだ。


そして、みっつめは、彼らはお金を持っているということ。

しくじり先生なんかにも、詐欺師や新興宗教なんかに騙されて巨額のお金をとられたという芸能人が何人か出ていた。

金を持っているということは、金を払えるということだ。

反社にとっては、たくさんの人から少しずつ金をとるより、お金持ちからまとめてとった方が楽に決まっている。

覚醒剤とかで有名人が捕まったときに、報道で

「覚醒剤の入手ルートを明らかにできるかが焦点に云々」

なんて言っているのを聞いたことがあるだろう。

もちろん、その入手ルートというのは反社に決まっている。

反社から覚醒剤を買うということは、反社に活動費を渡すのと同じことだ。

だから、覚醒剤は厳しく取り締まられるのだ。

どうやって覚醒剤に手を出させるのかみたいなことは私は知らない。

きっとこれは脅迫とかとは違う方法なんだろうなとは思うけど。

その道のプロがいて、なんかの方法でそういうことをするんだろう。

一度手を出してしまえば、捕まるか死ぬまでお客さんになるのが薬物だ。


芸能人が「会社に言えない人間関係」を持つと、往々にしてこういうことになる。

何しろ100万とか200万とかを渡して芸をさせるだけで、あとから数十倍、数百倍、数千倍の利益になるのだ。

気前よく報酬は払うだろう。

闇営業だけじゃない。

隣でのんでいた人と仲良くなるなんていうのも、彼らにとっては危険きわまりないのだ。

なにしろ彼らはたまたま隣でのんでた人と仲良くなっただけだと思っていても、その隣でのんでいた人は、そのためにそこで飲んでいたのだ。


そういうことがあるから、芸能事務所は事務所を通した仕事しかさせない。

それは、ケチだからでは全然ない。

大体、普通の会社は芸能人を呼ぼうと思ったら事務所に電話するのだ。

闇営業に来てくれなんていうのは、そもそもそういう人たちである可能性が非常に高い。

会社だって、友達の結婚式で漫才やって10万もらいましたくらいなら何も言うまい。

本当に怖いのは、闇営業でちゃんとした報酬を払う人たちなのだから。

だから、闇営業をしていたというだけで、内容を見なくてもそもそもアウトなのだ。

まして、闇営業をやってしまって、まんまと反社の仕事をしてしまっていたなんて、事務所だってどうしていいかわからないくらい困っているはずだ。

とにかくまずはほとぼりが冷めるのをまちつつ、しばらく自宅謹慎にして薬物の禁断症状が出ないか確認して…といったところだろうか。

何しろ、本人は気づいてなくてもすでにがっちり反社に弱味を握られている可能性は高いのだ。

下手をすればすでに何らかの形で片棒を担いでいてもなんの不思議もない。

そんな中で「会社が会見するなら全員クビだとおどされて…(泣)」なんてのんきなことをいっている場合ではないのだ。

『闇営業してはイカん!』

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