お母さんがいない夜、一日目

日記

保育園で担任の先生から

「奥様は今日からご実家なんですか?たいきくんがそんなことを言ってましたよ。」

と言われた。

たいきがちゃんと説明したらしい。

いよいよだ。

どうなることか。


とりあえず今日は金曜日。

いったん家に帰ったものの、週末の食材を買いにスーパーに行きたい。

しかし、たいきがなかなかうんと言わない。

延々

「じょーしょんでとみかかう」

と言っている。

ローソンでトミカのミニカーを買ってほしいらしい。

しかしローソンには行かない。

「たいき、スーパーでチョコエ…いや、違うかな。」

たいきはちゃんと聞いていた。

まあ、聞こえるように言ったんだけど。

しかし、少し興奮させ過ぎた。

「たいちゃん、ちょこえっぐかう!」

そう言ってピョンと跳ねた拍子に、たいきはアゴをしたたかにソファの背もたれにぶつけた。

「ちょこえっぐ!」

おや、泣かない。

あれ?

結構大きな音がしたけど。

「たいき、いま、痛くなかった?」

するとたいきがみるみるべそをかきはじめた。


「たいちゃん、いちゃかっちゃ。いちゃかっちゃ!えーん。」

一瞬何が起こったのかわからなかったのだろうか。

とにかく痛かったらしいので抱っこしてやる。

舌をかんだりしてないか気になるけど、とりあえず落ち着いてもらわなければ。

しっかり抱いて

「いやー、痛かったね。よしよし」

と一通りなだめる。

落ち着いてきたところで改めて聞く。

「どこが痛かったの?」

たいきは自分のアゴを指差した。

「…おひげ」

(笑)

ああそうだ。

確かにたいきが私のあごにさわってじょりじょりしながら「こえなあに」と聞いたときに、私は確かに「おひげだよ」と答えた。

笑いを必死でこらえたけど、こらえきれるものでもない。

とにかく痛いの痛いのとんでいけを三回やってようやく落ち着いた。


幸い口のなかを噛んだりはしなかったらしい。

ご機嫌もすぐになおった。

よかった。

予定通りスーパーに向かう。

道すがら

「たいき、もうアゴは痛くないの?」

と聞いてみた。

たいきは勢いよく空を指差して

「うん!おしょらにとんでった!」


ワンオペ初日はこれ以外には大きなトラブルもなく、いつもより少し早めに寝かしつけて終了。

少し寂しそうに

「おかーしゃん、いないねぇ」

と言い出したときは少しヒヤリとしたけれど、それ以上泣いたりはしなかった。

あとは、夜中に目を覚ましたときと、明日の朝どんな感じになるか。

どきどき。

スーパーでは結局ミッキーとミニーのチョコを買った

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