2歳児と約束すること、2歳児に約束させること

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こんなツイートを見かけた。

正直、つらい。

2歳児が約束なんて守れるわけがない。

そもそもこのお父さんが言っている

「さっき約束したよね?!」

というのは多分

「それはだめ!わかった?!もうしない?!」

「うん(泣)」

というやつで、怖い顔や大きな声で暴力的にうなずかせたのを「約束」とたてにとってるだけだ。

こんなものは約束でもなんでもない。


しかし、ふと考えた。

うちでもたいきと私はよく約束をする。

そして、それなりに守られている。

何か違うのか。

何が違うのか。

気になってこのブログで「約束」と検索してみた。

一番古い記事は、公開当時『ちんちんもげちゃう』が少し話題になったこれ。

ワンオペやってみた!系のアレ

着替えをいやがるたいきを病院に連れていくのに「ジュースを買ってあげるから」と言って連れ出したので、『約束通り』ジュースを買ってあげた、と。

それから、これ。

お風呂を出たあとの最後の試練

風呂から出てもまだお母さんが帰ってなくて泣くたいきに『お母さんを迎えに行こう』と約束して服を着てもらっている。

そして『たいきとの約束は破れない』からちゃんと外に連れ出して、外でなんとか寝かしつけをした話。

そして、これ。

たいきとの約束は守る

そのものずばりの記事があった。

スーパーに行きたいというたいきと『明日行こう』と約束したら、明日は行く。

そうそう。

よくそういう約束をした。

今もする。

そして、それはほぼ完璧に守ってきた。

そうか。

私にとって「たいきと私の約束」は「私が守るもの」なのだ。


たいきもそれなりに約束を守る。

すぐには着替えてくれないたいきに、YouTubeのこれが終わったらお着替えね、とか。

お菓子を食べたらごはんも食べてね、とか。

おもちゃを買ったら歩いてね、とか。

上のはあくまでこちらからの『お願い』だけど、『うん』と言ってくれたら『約束』だ。

もちろん、無理やり言わせた『うん』にはなんの価値もないと私は思ってるから、そもそも無理やり『うん』と言わせることはない。

まして、泣いたり怯えたりしている子供に『こうしなさい!』なんていってうなずかせて『約束した』などと押し付けるのは言語道断横断歩道というやつだ。

『うん』の意味をちゃんと理解して、一応そうしようと思ってくれたときだけ、それは約束になるのだ。

滑り台一回滑ったら保育園行くと約束したのに…

たいきは約束を守ることもあるし、守らないこともあるけど、それはまだしかたない。

守ってくれたら『ありがとう!』と伝える。

ダメだったときは『えー、約束したジャーン!』などと言いつつも『じゃあ、今見てるこれが終わったら着替えてね』などと次の約束をする。

場合によっては何回かそれを繰り返すこともあるけど、大抵こちらが思ったよりは早くお願いを聞いてくれる。

そして、最終的には『ありがとう』で終わる。


「2歳児が厳しいしつけでおとなしくなった」なんて言っている人がいるけど、元々おとなしいか、恐怖や痛みという不快をさけるために自ら行動を変えているだけ。

それは私から見れば「遊ぶってあほみたいだからやめる。もう絶対絶対やらないからね」という手紙を子供に書かせていたどこかの虐待殺人親がやっていたことと変わらない。

私には難しいことはよくわからないけれど、ちゃんと脳みそのことを大学で勉強してきた奥さんが言うには、5歳ぐらいにならないと脳みそのがまんしたり共感したりするところが出来上がらないので、いまはまだ我慢したり人の気持ちを推し量ったりということはできないのだ。

機能がないのだから仕方ない。

手が無い人に箸を使えといわないのと同じ。

我慢する機能がまだ無い子供には「なんでがまんできないの!」とは言わないし思わない。

何かをがまんさせるときは「ごめんね。今はさせてあげられないよ」と説明して、泣かれたら共感してやるしかないのだ。


最近、たいきは約束を守ることが多くなったと思う。

YouTubeなんか『これが終わったら』という約束なのに、キリのいいところまで見て途中で見るのをやめてくれたりもする。

奥さんもわたしと同じように約束は守ってきたし、『ありがとう』もたくさん言ってくれてきた。

きっと、私達が守り続けたたいきとの約束のひとつひとつと、私達がいい続けた『ありがとう』ひとつひとつが、たいきに約束を守ることを少しずつ覚えさせてきたのだと思うし、毎度毎度共感し、できるだけ気持ちに寄り添って願いを叶えてきたことが、たいきに私たちの願いを少しずつ聞き入れさせてくれているのだと思う。

つらかったときもめんどくさかったときも、ぶっちゃけイライラしたこともあったけど、それでもちゃんと約束を守り、『ありがとう』をいい続け、願いを聞き、寄り添ってきた当時の私たちに感謝だ。

しかしまあ、まだまだそうじゃないときも多い。

一昨日の日記

ケバブを買ったけど抱っこは断れなかった

なんてまさに、たいきが約束を守らなかった典型例だ。

まだしばらくはこんな状態が続くだろう。

それでいいのだ。

靴が反対

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