たいきが風呂場でおもちゃの箸で遊ぼうとした

お父さんであること, 日記

たいきはお風呂におもちゃを持ち込む。

持っていきたい量が多すぎるので、私のポケットに入れて持っていく。

今日も大量のミニカー、バタコさん、そして、珍しくおもちゃのお箸を持ち込んだ。


風呂場に立って、たいきがそのおもちゃの箸を持って歩いていた。

長さは子供用の箸と変わらない。

足下が濡れているから、万が一転んで目でもつついたらと思うといかにも怖い。

持っていくときはなにも考えずに受け取ったけど、これはだめなやつだ。


「たいき、それはだめ。こっちに頂戴。」

たいきは無視した。

「たいき、こっちに渡して。」

「えぇ?」

まだ渡さない。

「たいき、それはだめなの。危ないから頂戴。」

少し語気を強めた。

たいきは大人しく渡してくれた。

返してくれ、という目で箸を見つめている。

私は箸をたいきの手の届かないところにおいた。

たいきが手を伸ばすので、それを押さえる。

「だめだよ、たいき。これはお風呂では触らせられない。」

たいきは少し落ち込んだ。

私は箸を改めて持って、私の手や目に刺すふりをしながら説明した。

「ほら、これはとがってるでしょう。目とかお口に刺さったら痛くて大変だから。」

たいきの手を引いて、そこにも刺すまねをしようとすると、たいきが慌てて手を引っ込めた。

わかってくれたようだ。


ん?

なんかおかしいぞ。

たいきが意気消沈している。

これはおかしい。

何がおかしいって、たいきは禁止されてることをした訳じゃない。

いけないと言われていた訳じゃないのだ。

なのに、たいきは叱られたみたいに意気消沈している。

いや、多分叱られたと思っているだろう。

慌てて口を開いた。

「たいき、ごめんね。これはお父さんが悪かったよ。お父さんが謝る。ごめんなさい。」

頭を下げて続ける。

「お箸はお風呂では危ないんだ。ちゃんとお父さんがお風呂には持ってこないって言わなきゃいけなかった。たいきは悪くないよ。お父さんがいけなかったよ。ごめんね。」

たいきがうなずいた。

「ごめんね、たいきは悪くないからね。お父さんがいけなかった。許してくれるかな。」

「いーよ」

たいきの表情が明るくなった。

よかった。

これからもこういうことはあるはずだ。

気を付けなければ。

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