2才児はどうしたら着替えてくれるのか、どうやって着替えさせるべきなのか
「たいき、そろそろお着替えしよ。」
「や」
「お父さん、お仕事いかなきゃいけないんだ。たいきと一緒に保育園に行きたいな。」
「や」
「ほら、たいきの好きなかばさんのシャツ。これ着てお外いこ。」
「や」
今日は、ここ最近の一番の悩みのはなし。
とにかく着替えない。
目も会わせてくれない。
毎朝毎朝のこと。
一度か、二度か、とにかく時間がなくて、いやがり泣き叫ぶたいきを無理矢理着替えさせて、そのまま抱えて保育園まで行ったこともあるけど。
正直そんなことは何度もはしたくない。
たいきも大変だし、こちらも大変なのだ。
しょうがないからじっと気持ちが変わるのを待ってみる。
もちろん、ぼーっとしてて変わる気持ちならとっくに変わってるわけで。
YouTubeを見ていたり、おもちゃで遊んでいたり。
とにかくこちらを向くことはない。
「たいき、そろそろ…」
「…」
『や』って言うばかりではない。
無視だってするのだ。
「じゃあ、しょうがないな。もう、お父さん行くね。」
そう言って階段をおりようとしたら泣きながらついてきたこともある。
今のところ、うまくいくのはこんなパターンばかり。
今朝はこう。
「じゃあたいきはお留守番するのかな」
「おるしゅばん、しゅる」
「…」
「…」
「…わかった。もういい。」
嫌な声だったし、嫌なトーンだった。
それが伝わったのか、たいきはワタシの膝の上に座りに来た。
着替えの体勢だ。
ようやく着替えさせて家を出た。
外に出たら外に出たでご機嫌だし、保育園につくと先生のところに走っていって抱きついてるし。
決して外出や保育園をいやがってるわけじゃないのだ。
しかし、とにかく着替えに取りかかるのに時間がかかる。
これがなかなか、つらい。
そうはいっても
「もういい」
型の誘導はどうなんだろう。
抵抗なく着替えてくれるので少なくとも暴力的ではない。
しかしただの脅迫のようにも思う。
残念だけど、私はこういう「もういい」がとても得意だ。
怒りのようなものだって伝わってしまっているだろう。
そんな風に、私の顔色を見る子に育ってほしい訳じゃない。
そんな風に、育てたいわけじゃない。
保育園にいってほしいのは私のわがまま。
着替えてほしいのも私のわがまま。
たいきにはわたしの事情は関係ない。
これは私のわがままとたいきのわがままがぶつかりあってるだけなのだ。
しかも、毎朝私が必ず勝つのだ。
『どうでもいいルールを決めることについて』でも書いたことがあるけど、とにかくフェアじゃないのだ。
こんな、いやなことはない。
とはいえ、優しくしててもいっこうに着替え始まらないのだ。
でもこんな「もういい」を聞かせるくらいなら、無理矢理着替えさせた方がましだ、という気持ちにもなって、落ち込みながら着替えさせたり。
イライラするのもつらいけど、それを出してしまったかもしれないという罪悪感は私にとってはもっとつらい。
どうしていいのか。
どうすべきなのか。
正解なんてないといわれれば、納得しつつも絶望するしかない。
みんなどうしてるんだろう。
他のお父さんお母さんのことが知りたい。
ディスカッション
コメント一覧
たいき君、お父さんお母さんの空気感が好きで、なんだかちょこちょこ覗いてしまうブログです。
朝の締めの手段が「威圧」になってしまうの、イヤですよね!とてもわかります。
そうなってしまった朝は、保育園までの道中、今楽しかったことをやめさせてごめんね、お母さんも本当はゆっくり●●と遊んでからお仕事行きたかったな。いつも遅刻しないでお仕事行けるのは●●が早起き頑張って、保育園で楽しく過ごしてくれるからだね。本当にありがとう!
夜、お迎えのあとおうち帰ったら、さっきの遊びの続きをやろうね。
みたいな感じで、自分の本心を、くどいかな〜と思いながら言葉にして、なんとか娘にわかってもらって(?いると思いたい、私の勝手かも?)送り出していました。いま小学1年生ですが、月数回いや、週数回、そういう親の威圧を受けながらも、マイペースだけど芯のある子になりましたよ。親の顔色伺うなんて、継続的にひどい意地悪されない限りしないのではないかと思います。子どもも親の顔色伺うなんてストレスかかるし嫌な行為ですから。
そのうち、保育園に日課があることも理解して、自然に落ち着くのではないでしょうか。
2歳の男の子の母です。ネットサーフィンでたどり着いたので的外れな部分がありましたらすみません。
着替えが嫌なのでは無くて、子供なりに今している事に熱中していて中断させられるのが嫌で「や」と言っているのかな。と思いました。
大人には何もしていないように見えても子供なりに何かしている途中で、Youtubeもその瞬間は子供にとってはYoutubeの方が重要だったり。
相手は子供なので少し先の未来のためにやるとか、親の都合を汲んで気を使うのは難しい、というか無理ですねぇ。
その瞬間を切り取って対応しています。
「その動画面白いよねー」と、まずは聞く耳の準備をさせたり、
おもちゃで遊んでいたら、少しだけ一緒に遊んでみてから「あっ、保育園に行く時間になっちゃった!」と言って促すとか、もう、あの手この手で演技もします。着替えてくれれば民が幸せになりますからね。
人に言われてからやるのは誰でも嫌だと思うので子供が気付いて着替えを始めるように演出をします。
あと、褒め言葉は耳に入りやすいのでとにかく褒める!「や って言えてすごいね!嫌って言えるのはすごいんだよ!」とか、「今日の髪型(寝癖)いいね!」とか。「お着替えカッコイイなー!お着替えしてる所見たいなー!」とか。
とは言え、理由もなく着替えが嫌な時もありますよ。
機嫌が悪い時は体調も悪い事があるので、「お腹痛いの?」「眠いの?」「熱測ろうか?」とか言って、ヨシヨシします。
怒って反抗してくる時は大体が私の構いすぎなので、牛乳でも飲んでクールダウンしたり、他にやりたい小用を済ませます。
お留守番する?のエピソード、とても辛かったですね。お子さんは大好きなお父さんからの提案だったから、うんと言ったのだと思いますよ。
親を無視できるほどの集中力も、生きていく上で強みになる事もありますよ。
こちょこちょでもして、笑わせてこっちを向かせちゃいましょう。
とても真面目に子育てされている様子が伺えました。お父さんも疲れてしまうといけないです。
どんなお父さんでも子供にとっては、かっこよくて大好きな存在です。
しつけは保育園でもしてくれます。
沢山遊んで甘やかしてあげて下さいね。