春はお別れの季節
「おかあさんといっしょの歌のお兄さんが、卒業しちゃうんだよ…(泣)」
「…ふーん(´<_` )」
だからどうしたというのか。
おかあさんといっしょ、のお兄さんとかお姉さんとかって、毎年変わるんじゃないの?
あ、ふーん。
そうなんだ。
結構何年もやるもんなんだ。
でも「おにいさん」だもん。
おじさん、って年になったら交代するに決まってるじゃん ――
奥さんが出産して、半年の育休を終える直前の3月の終わり。
たいきがならし保育を始める直前のころの会話だ。
私はあのころ、まだだいすけお兄さんのことなど何も知らなかった。
あれから2年。
いやー。、泣いた泣いた
スイちゃんありがとう!#みぃつけた— パパ初心者 2y, 21w(たいきとお腹の子のパパ) (@taiki_no_papa) March 28, 2019
こんな気持ちでお着替えに取り組めない
よしおにいさん、りさおねえさん…
( ω-、)
ありがとうございました
m(_ _)m#おかあさんといっしょ
— パパ初心者 2y, 21w(たいきとお腹の子のパパ) (@taiki_no_papa) March 28, 2019
ゆきちゃん、ほんとにがんばってるなぁって。裏側のこととか分からないけど。いつもすごいなぁって見てた。テンションマックスで両手両足を広げて歌うゆきちゃんに元気もらってた。ありがとうございましたm(_ _)m#いないいないばあっ
— パパ初心者 2y, 21w(たいきとお腹の子のパパ) (@taiki_no_papa) March 29, 2019
人は、変われば変わるものだ。
「今朝はスイちゃんもゆきちゃんも最後でね、よしおにいさんもりさおねえさんもさよならでさ、紙吹雪の中で『ブンバボーン!』って…しかもその後知ったんだけど、メイちゃんもモモエさんも最後だったらしくてさ…」
「…ごめん。見てないから全然実感ないわ…(苦笑)」
この2年、奥さんが家を出るのは7時半で、その後Eテレを見ながらたいきの世話をして、いないいないばあっ!まで見てからたいきを保育園に送るのが私の役目だった。
すっかり立場は逆転してしまった。
朝から「感動の最終回」を三連発で見て、家を出たとき、私の目は真っ赤だったかもしれない。
たいきを保育園に迎えにいくと、いつになく先生がたくさん残っていた。
たいきを迎えに行くのは大体お友だちもみんな帰って、子供があと3人か、4人くらいになったころ。
その時間には先生は大体3人くらいしか残っていない。
「パパさん、一年間お世話になりました。」
担任の先生が二人揃って頭を下げてきたので、慌ててこちらも頭を下げる。
「こちらこそ、先生方にはお世話になりっぱなして…」
お二人はそれぞれ異動と退職で、今日が最終出勤。
いつも通りならお二人にはもう会えないかもしれないと思って、今朝の連絡帳にご挨拶は書いておいた。
…
今朝も「おるしゅばんしゅるの!」と主張し、なかなかお出掛けさせてもらえませんでした。
朝、おむつかえてません。うんちがでてないことは確認しました。
いよいよ◯◯先生、◇◇先生ともお別れですね。
毎日、家までついてきちゃうんじゃないかってくらい外までついてきてくれて今日の様子を話してくださる◯◯先生のマシンガントークが聞けなくなると思うと寂しさもひとしおです。その姿勢から、子供のことをこんな風に見つめていけばいいんだということもよくわかりました。
◇◇先生を見るまで「男性保育士さん」ってどんなだろうと思っていましたが、この一年で、男性の保育士さんはすごくいいものだということがよくわかりました。しっかりとたいきに向き合っていただける姿に、父親としていろんなことを学ばせていただきました。
一年間、本当にお世話になりました。
最後の一日、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
…
2年間たいきの保育園のご飯を作ってくださっていた調理師の先生も今日が最後で残っていた。
「先生にもお世話になりました。おかげ様で野菜も食べられるようになりました。たいきの体は、半分はおっぱい、残りの半分は先生が作ってくださったご飯でできてます。」
「パパさん、実は私も今日が最後なんです…」
いつもたいきにご飯を食べさせてくれてたパートの保育士さんからも突然のご挨拶。
「私も実は…」
どうやら残っていた先生方はほぼみんな最終出勤の先生方らしく、とにかく忙しい。
お世話になった先生方にご挨拶している間に、いろんな先生がたいきに名残惜しそうにバイバイといって抱き締めたり頭を撫でたりしてくれた。
たいきは何もわかってないらしく、たくさんの大好きな先生たちが代わる代わる抱っこしてくれるので、幸せ一杯の笑顔で、「きゃっきゃっ」と大声をあげてはしゃぎまわっていた。
こんなにたくさんの先生方がたいきを愛してくださっていたのだ。
私一人で、あるいは夫婦二人でたいきを見ていても、こんなに幸せそうに笑い転げさせることなんてそうそう出来まい。
改めて、たいきは幸せ者だと思う。
4月からの担任の先生は、0才のときの先生が担当してくださることになった。
はじめてお会いしたときは新卒だった先生が、今は頼もしく成長されている。
新しい先生も来るらしいし、クラスにはお友だちも増えるらしい。
来週からは、はるちゃんと新しいスイちゃんががんばってくれる。
まことおにいさんとあづきおねえさんのブンバ・ボーン!に代わる新しい体操も始まる。
たいきも一緒に踊るようになるだろうか。
そして、8月に生まれる予定の子供にとっては、この新しいEテレメンバーが定番のおにいさん、おねえさん達になるのだ。
来週から新しい年度が始まる。
もうすぐ元号まで新しくなる。
今日はお別れがたくさんあって大変だった。
子供ができてから時間の流れるのは早いし、涙もろくなるしで本当に困ってしまう。
来週からまた、笑顔で頑張ろう。
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