ベッドの中でミニカー遊びをしたらたいきに怒られた

日記

保育園にお迎えに行くと若い先生から声をかけられた。

「たいちゃんの髪、どなたが切ったんですか~?」

「…お父さんです」

これである。

もういい。

私が一番わかっている。

なんか、思ってたのとは全然違う。

だからそこにはもう触れないでほしい。

顔にも全面的にその気持ちを出したつもりだったが、優しい先生はそんなことにはお構い無しだ。

「え~、すごーい!かわいいですね~!」

「…ありがとうございます。」

「すごいですね~。お父さんが切られるんですね~」

「いえ、まあ、ちゃんと切ったのは初めてですけど…」

そんなことは言わなくても分かるだろうな。

「はさみをこうやって、縦にして切ると上手にきれますよ~。今度やってみてください!」

うん。

なんたる婉曲な表現。

気持ちはありがたいが、先生の美しい笑顔に打ちのめされた。


帰り道でたいきはとあるお宅の門のところを指差して

「ととろだ!」

と言った。

そのうちには門の外に色んな動物の置物がおいてある。

しかし、トトロはいない。

「え?トトロがいたの?」

「ととろ、いなくなっちゃった」

「おや。いなくなっちゃったかぁ。」

「ととろ、もしかして、ととろ、もっかして、もっかし、もしかして、ととろ、おでかけしゃった!」

もしかして、かぁ。

難しいことをいうようになったなぁ。

トトロがいたんだろうか。

いたのかもしれない。

なにしろトトロとの出会いは、子供のときにだけ訪れる不思議な出会いだ。

きっと、たいきには見えたんだろう。

「トトロ、お出掛けしちゃったのかな」

「ととろ、おでかけしちゃった!」

今度たいきとふたりで帰り道のどこかに木の実を埋めてみようか。


ベッドに入ったたいきが、ヤマト急便のミニカーを持っていた。

隣に寝転んだわたしにそれを差し出す。

「ぶーぶー、ちゅかっていいよ」

「え?いいの?」

受け取って、どうしろというのか。

とりあえず、遊んでみようか。

ミニカーをベッドの上で走らせてみる。

「にゃんにゃんぶーぶーでーす。ぶっぶー。」

ヤマトの車は猫がついているので「にゃんにゃんぶーぶー」だ。

みんなそう呼ぶのだろうか。

と、たいきに怒られた。

「ぶっぶーしないで。もうねるじかんだよ。」

「…はーい」

じゃ、なんで「使っていいよ」と言って渡したのか。

釈然とはしないけど、寝なきゃいけないのは間違いない。

正しいのはたいきだ。


色んなことをしゃべるようになった。

もう、

「◯◯だ!」

とかじゃない。

「◯◯が、⬛⬛だ!」

みたいなことを言う。

まだまだしたったらずではあるけど。

成長がはやくて本当に困る。

今日のたいきはそのまま歌をせがむこともなく、あっという間に寝息をたて始めた。

いい夢を見られますように。

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