たいき二歳半の雨の東京ディズニーランドデビュー②

日記

もう一度船に乗りたいというリクエストにお応えして、ジャングルクルーズへ。

一番前の席に座って、たいきは真剣に動物達を見ていた。

このまま一日中ジャングルクルーズに乗り続けたっていいと思う。

帰りにはワールドバザールでディズニーグッズを山ほど目にすることができる。

それだけでも十分、たいきをディズニーランドの雰囲気漬けにすることはできるのだ。

しかしまあ、それなりに満足した様子。

次のアトラクションに向かう。


それなりにディズニーランドに行った人でも、うっかりすると存在を知らなかったりする。

次のアトラクションは「魅惑のチキルーム」。

ポリネシアンの鳥達が、柱や花達と一緒にハワイアンだかポリネシアンだかの歌を披露してくれるショー。

今はスティッチも出てきてくれる。

大体15分くらいの内容で、あんまり混んでいるところは見たことがない。

今回もすぐに入ることができた。

舞台をぐるっと取り囲むように座席が並んでいる。

鳥達が歌い始めると、後ろからもコーラスが聞こえてきた。

たいきがビックリして後ろを振り替えると、私たちの後ろに立っていたトーテムポールみたいな柱が歌っている。

そのとなりの草花も口?をパクパクさせて歌ってる。

たいきは中央のステージで歌う鳥達には目もくれず、ずっと後ろの柱を凝視していた。

途中、スティッチが出てくると「スティッチ!」と言って喜んでいた。

リロアンドスティッチの動画なんて見せたことはないけど、多分保育園の誰かの持ち物に絵がついてるとか、そんなことで覚えたんだろう。

ちなみにこのショーはもちろんスティッチは山寺宏一さんだし、歌手はつのだ☆ひろだの高尾直樹さんだの、実力派の方々の共演。

「魅惑の」というのは伊達ではないのだ。


魅惑のチキルームを出たらいよいよ「ウェスタンランド」。

ここに私がディズニーランドで一番好きなアトラクション「カントリーベアシアター」がある。

ちなみにこの地図の左上の方にはウェスタンランドのメインアトラクションでえる「ビッグサンダーマウンテン」がえり、その隣には「クリッターカントリー」があって、アトラクションとしては「スプラッシュマウンテン」がある。

どちらもディズニーランドの目玉商品みたいなアトラクションだけど、今回はそちらにはいかない。

どっちも身長制限があってたいきには乗れない(スプラッシュマウンテンは90センチ以下だから乗れるかもしれないけど)し、乗れるとしても大体待ち時間が一時間は越えるので嫌なのだ。

で、まったく並ぶことのない「カントリーベアシアター」だ。

こちらはステージに熊さんが入れ替わり立ち替わり出てきて、カントリーミュージックを歌ってくれる。

ステージの横にサブステージがあるし、天井から熊がブランコにのっておりてきて、揺れながら歌ってくれるシーンもあるし、壁の鹿やバッファローもしゃべったりするので、後ろの方の席がおすすめ。

たいきは熊さんもさることながら、この真ん中のバッファロー「バフ」が気にいったらしく、ものまねまでしていた。

一曲一曲は短いし、曲調も大体楽しい。

「マーマお願い、ぶたないで~」

という歌が始まったとき、あれ?と思った。

こんな嫌な歌も入ってたんだっけ。

「マーマお願い、ぶたないで~」

単純なメロディが繰り返される。

いや、確かに初めて聞く歌じゃないから前から歌ってたことは間違いない。

子供ができると色んなことに敏感になる。

「マーマお願い、ぶたないで~」

少し寂しいような、悔しいような。

「かわいそうな、パパを~」

ああ。

そういう歌だったか。

この歌はこれでおしまい。

カントリーミュージックというのは基本的にややこしいコード進行をするわけでもなく、わかりやすい。

たいきは熊さんを怖がることもなく、ときにノリノリになって、ときに真剣にステージを見ていた。

ショーが終わって外に出ると相変わらず雨が降っている。

たいきに「熊さん楽しかったね!もう一回見る?」と聞くと「みる!」と元気な返事。

その足でもう一度入り口に向かった。


魅惑のチキルームにせよ、カントリーベアシアターにせよ、劇場型のアトラクションは子供が途中で泣いたらどうしよう、なんて心配するひともいるかもしれない。

しかしそんな心配はご無用だ。

なにしろショーの音は大きいから、子供だろうが大人だろうが、ちょっとやそっと騒いだくらいで気になることはない。

真剣に音楽を楽しむための施設ではないので、うるさいことを言われることもない。

そもそも子供が楽しむための場所なのだから、子供が興奮して声を出したくらいで嫌な顔をするような人もいない。

万が一、他の客に迷惑になるくらい大声を出す(ショーの音が大きすぎて、そんなことが起こることはあり得ないと思うけど)ことがあれば、キャストの方がうまいことやってくれるに違いない。

アトラクションに身長制限も年齢制限もないということは、そういうことなのだ。

つまらないことは気にせずに楽しんだらいい。


カントリーベアシアターを出たらいよいよ、いよいよファンタジーランドだ。

イッツアスモールワールドを目指して歩いていたのだけど、手前にメリーゴーランド「キャッスルカルーセル」があって、たいきが乗ってみたいというので寄ることにした。

しかし、子供と2人乗りできる木馬は一番外の大きな木馬のみ。

木馬にまたがるとたいきは

「おりる~!こわい~!」

と叫びだした。

となりの木馬に乗ったお母さんが私たちの写真を撮っていくれている。

どうしようか悩んだけど、まあ、いい経験だと思う。

木馬が動き出すと、たいきはなおさら大きな声で叫んでいた。

そうかぁ、メリーゴーランドは絶叫マシンだったのかぁ。


このあと、イッツアスモールワールドまでいったところで、大体夕方のいい時間になってきたので、ご飯を食べてパレードを見ようということになった。

もと来た道を戻って、アドベンチャーランドとワールドバザールの間みたいなところにあるファーストフード屋さんで食事。

雨が降っているので、エレクトリカルパレードはお休み。

代わりに、雨の日限定の「ナイトフォールグロウ」が見られるというラッキー。

小雨が降るなか、それでもパレードの通るメインストリートの回りは人が並んでいて、雰囲気は盛り上がっている

やがて楽しい音楽が流れるなか、キラキラしたフロートにミッキー達が乗ってやってきた。

最初のフロートにピビデバビデブーの魔女みたいなのが三人いたけど、あれは三人いたっていうことはシンデレラの無法使いではなくて、スリーピングビューティの良い魔女さんたちだろう。

ミッキーアンドブレンズにはたいきの好きなグーフィーもいた。

プリンセスが乗っているフロートにはシンデレラ、ジャスミン、そしてたいきの大好きな「ひらひらのおねーさん」こと美女と野獣のベルもいて、たいきは大喜びだった。


シンデレラ城のプロジェクションマッピングのショーを待っている頃には、たいきはすっかりおねむ。

一日ずーっと抱っこしていたけれど、もう、今にも眠りそうにわたしの胸と肩にべったりとくっついている。

「たいき、もうおねむだねぇ。」

楽しかった?と聞きそうになって、やめた。

楽しかった。

わたしは楽しかったのだ。

たいきを楽しませるために来たのかもしれないけど、それはたいきには関係ないことだ。

私は、家族三人で一日大好きな東京ディズニーランドで過ごすことができて、大いに楽しかった。

「たいきのおかげで、お父さん、今日は楽しかったなぁ。船にのって動物もみたし、熊さんの歌も聞いたし。」

たいきは体を起こして空を仰ぎ見ながら

「きょーりゅーもみたよ!」

と言った。

「そうだね。恐竜も見たね。楽しかったね。」

たいきは元気よく「うん」と言って、またわたしの肩に顔をのせて、ショーが始まる頃にはぐっすり眠ってしまった。

ホテルに一泊して、翌日も東京ディズニーランド。

二日目は、シンデレラ城を通ってトゥーンタウンに抜けて、そこからファンタジーランドに、ウエスタンランド、アドベンチャーランドと、一日目と同じ道を逆に回った。

トゥーンタウンでは、雨の日にしかみられない隠れミッキーをキャストの方に教えていただいて見ることもできた。

イッツアスモールワールドに二回乗って、なんと一日目には絶叫マシンと化していたキャッスルカルーセルにも乗って、今度は大喜びだった。

お母さんイチオシのフィルハーマジックは、わたしも好きな映画ばかりで楽しかったけれど、たいきは専用メガネ(3Dメガネ)をかけてくれなかったので、あまりよくわからなかったと思う。

次回はメガネをかけてくれるだろうか。

ホーンテッドマンションにも行ってみたけど、怖がっていた。

そりゃそうだ。

これはまだ早かった。

せめてピーター・パンにしておけばよかったと反省。

カントリーベアシアターもまた二回見たし、ウエスタンリバー鉄道もジャングルクルーズもまた乗った。

早目の夕御飯は奥さんが予約しておいてくれた「ポリネシアンテラスレストラン」でポリネシアンショーを見ながらご飯。

そしてここでも、ミッキーやミニーが席に来てくれて、たいきは大喜びだった。

夕方6時に東京ディズニーランドをあとにして、横浜行きのバスに乗ったときにはたいきはぐっすり。

夢のような二日間がこうして幕を閉じた。


予定(ディズニーデビュー予告編)では、アトラクションはほとんど回らないつもりだったけれど、雨が降っていたこともあって、二日ともなんだかんだ10回近くアトラクションに入った。

雨だったせいで二日ともほぼ一日中たいきを抱っこしていた。

奥さんに

「ディズニーランド、2日間お疲れ様。楽しかったけど、ほんとにつかれたよ(笑)」

と言ったら

「そりゃあ、あれだけ抱っこしてくれてたらつかれるよ。よくあれだけ一日中抱っこしてくれるなぁと思ってたよ。ありがとう。」

と言ってくれた。

私は、抱っこしてたから疲れたとは思ってなくて、なんというか、2日間ディズニーランドに行ったということは、当然、たいきが抱っこしてほしいと言えば、私が一日中たいきをだっこするものだと思っていたので、少し驚いた。

そっか。

まあ、抱っこしないという選択肢もなかったわけじゃないのかな。

いずれにせよ、子供を抱っこしてただけなのに、そんな風に「ありがとう」なんて言ってくれるひとと一緒でよかった。

奥さんは二人目が生まれる前に、もう一度三人で舞浜に行きたいらしい。

今度はディズニーシーにもいきたいとのこと。

ディズニーシーのことはよくわからないから、今度はディズニーシー予習しとかなきゃ。

いずれにせよ楽しみだ。

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