たいきの夢
先日、たいきが夜中に目を覚ました。
布団の上に体を起こして座っている。
「あら、起きちゃった?隣に来てもいいよ。」
と言うと、たいきは一言
「ばったになった」
と言って、そのまままた布団に突っ伏して寝てしまった。
今朝は、まだ暗いうちにたいきがいきなり泣き出した。
こちらも寝ぼけ眼。
どうも
「たいちゃんものりたかった」
と言って泣いている。
ひどい泣きようで、何度も同じ言葉を繰り返す。
隣に行って背中をさすったり頭を撫でてやったりしてもなかなか泣き止まない。
抱っこしてやると少し落ち着いた。
「そうか。たいちゃも乗りたかったのか~。たいちゃんも乗りたかったよねぇ」
「たいちゃんも乗りたかった。」
「何に乗りたかったの?」
「くろいくゆま、のりたかった」
「黒い車に乗りたかったんだねえ。」
「くよくて、ちいしゃなくゆま、乗りたかった。」
どうも聞いてみるとお父さんと母さんと3人でタクシーに乗っている夢を見たらしい。
熊本にいくためのタクシーだったようだ。
目が覚めたらタクシーじゃなかったのでひどく当惑したのかもしれない。
なだめているうちに大人しくなったけれど、抱っこから降りてはくれず、そのままいつもの起床時間になってしまった。
たいきも夢を見るのだ。
まだ、 夢と現実の区別がつかなかったりするのかもしれない。
夢の中のお父さんとお母さんは優しかっただろうか。
夢の中でも楽しく過ごせてるといいな。
今日は夜中に泣き出したりしませんように。
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