「ほいくえんたのしかったよ」

日記

今朝はことさら寒かった。

相変わらずたいきは上着を着てくれないのだけど、通りに出たとたん強くなった風がさすがに寒かったらしく、私の首にかじりついてきた。

「上着、着る?」

「や」

まあね。

しかし、ここでいつもは私のつけてるマフラーを着せてあげようかと提案して、断られるのだけど、今日はマフラーは断られなかった。

私は首が長いのでとにかく風邪を引くときは首から。

仕事をするときも少し寒いととりあえずマフラーして仕事してるくらい。

なんだけど、スースーする首もとは寒くても、たいきが暖かそうにしてくれたので安心する。

だいすけおにいさんの幻の名曲(?)を思い出して、あたし、おとうさんだから、とか思う。


お迎えに行った帰り道、たいきは「にゃんにゃんばしゅ」のミニカーを手に、地面にしゃがんでずっと走らせながら帰る。

「にゃんにゃんばしゅ」というのはヤマト運輸の緑色の宅急便車のミニカー。

今朝、それと一緒じゃないと家を出ないとグズるので、保育園まで持っていったやつ。

まさかこんな使われ方をするとは。

まあ、遅々として進まない。

家にたどり着ける気がしない。

相変わらず上着も着てなくて、寒くないのかなぁと思うけど、今朝みたいに本当に寒ければちゃんと寒いと主張するので寒くないんだろう。

そういえば私が通っていた小学校は何故か「上半身の服は三枚までしか着てはいけない」というよくわからないルールがあった。

体育のときはインナー禁止だった気がする。

確かに休み時間でも体育の時間でも、寒空の下に出て走り回るとすぐに寒くはなくなったものだ。

あれなのかなぁと思ったり。

とにかく暇なのでそんなことを考えながらたいきの横を歩いていたら、たいきが唐突に、なんの前触れもなく

「きょう、ほいくえんたのしかった。おとうしゃん、あいがと」

と言った。

びっくり。

つい大声になる。

「あ、ああ、そう!保育園楽しかったか!それはよかったね!」

近くを通った老夫婦がたいきを見て

「かわいいねぇ~」

と言って手をふって追い抜いていった。

たいきはそれがなんか怖かったらしく、抱っこをせがんできたので抱き上げてやる。

ようやく家に帰りつく目処がついた。

たいきがまた

「おとうしゃん、あいがと」

と言う。

よくお礼を言える子になった。

お父さんにもお母さんにも先生にも他の人にも、礼を言うことだけはしっかり教えてきた。

「いいんだよ。抱っこさせてくれてありがとう。今日は保育園、楽しかったんだね。」

「うん。いっくんとぉ、ひろくんとぉ、たちゅやしぇんしぇいとぉ、まちゅもとしぇんしぇいとぉ、はゆたんとぉ、いっくんとぉ、…あしょんだ!」

担任の先生と7人のお友だち全員の名前を、何人かのお友だちの名前を二回ずついったけれど、ひとり残らず言えたのも驚いた。

明日も楽しい一日になるといいな。

そして明日も、こうやって「きょうもたのしかってよ」なんて話してくれるだろうか。

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