父親はやっぱりバカだなと思ったこと

お父さんであること

年末ごろに奥さんの二人目妊娠が発覚。

色々具体的なことを話し合った。

しばらくは『妊婦と幼児を抱えたパパ』になるわけだ。

色々ワンオペになるし気を遣うことも多い。

出産前後の対応も考えなきゃいけないし、子供が二人になったあとのことも今から考えなければ。

前回は、出産後は夫が戦力にならないと判断した奥さんは出産から二ヶ月間、九州の実家にいた。

今回も里帰りするにせよ、その点について不安はないらしい。

わたしも、奥さんにある程度信頼されるくらいには一人前に父親がやれてるということかな。

そんなに長く九州にいるつもりはないと言われて、少し鼻が高くしていると、奥さんから

「色々大変だけどよろしくね。特に何かあったときは、たいきのこと。」

と言われた。


奥さんに何かあっても、ひとりでその日からたいきの世話をすることに心配はない。

しかし、だ。

とはいえ、だ。

何より大切な一人息子であるたいきのお母さんがいなくなるのは困る。

もちろん、私だって愛する妻を失うなんて絶対にごめんだ。

「何かあったら、母体優先でお願いします。」

と答えた。

答えてしまった。

本当に残念ながら、私はそう答えた。


奥さんは笑いながら

「いや、そうもいかないでしょ。もう、この子はお腹にいるんだから。」

と言った。

その瞬間『あ!』と思った。

そして、涙が出そうなほど情けなかった。

申し訳なかったし、悔しかった。

ああ。

そういうことか。

いや、そういうことだ。

私はなんてばかなんだ。


これが、お母さんは子供が生まれる前からお母さん、ということだ。

私は、まだ、たいきの父親でしかないということだ。

バカ丸出しだ。

私は『妊婦と幼児を抱えたパパ』じゃない。

『妊婦と胎児と幼児を抱えたパパ』になったのだ。

そのことに、奥さんにこれを言われるまで気付かなかったわけだ。


父親の自覚、まだ足りないかな。

でも足りないとか言ってられない。

自覚が足りないかもしれない部分は、意識して補っていく。

お腹の子供に、無事生まれてきてほしい。

そのためにできることは何でもやる。

全力でやる。

全部やる。

まだ男の子か女の子かもわからないけど。

数ヵ月後に君と会える。

お父さん、待ってるよ。

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