育児ってなんなの~ブログ開設1年目の締め括りに
育児をテーマにブログを書きはじめて、今年だけで200以上の記事を書いた。
結局、私が考える育児ってなんだろう。
どうも、子供が生まれる前に想ってたのとは大分違う気がする。
そんなことをふと思った。
奥さんがつわりで苦しんでいるときに、飯を作る、皿を洗う、部屋を片付ける。
産婦人科についていって、プレパパ教室にいって、生まれてくる子供のための準備をする。
生まれてくる子供の名前を考えて、着せる服を考えて、はかせるおむつを考える。
奥さんの産休や育休のスケジュールを一緒に考えて、必要なら自分も育休を取って、夫婦二人の仕事と育児のバランスを調整する。
どうやら育児は、子供が生まれるずっと前から始まっている。妊娠がわかったその日から、父親は父親なのだ。
夜中に何度も起きて授乳する奥さんの横で眠たい目を擦りながら、奥さんを励ます。
毎日おむつを替え、着替えさせ、風呂にいれ、寝かしつける。
子供が熱を出せば、どうしたんだろう、何でなんだろうなんて考えながら、病院に連れていき、うんちの報告をし、薬を飲ませる。
夜何時に帰らなきゃいけないのか、考えながら仕事をして、ちゃんと時間に家に帰る。
眠ってる二人のことを考えながら、洗濯物を干し、食器を洗い、あしたのご飯の支度をする。
子供に触れている時間だけが育児の時間じゃない。
父親である時間、夫である時間、家族のことを考える時間全部が、育児。
皿を洗っているとき、洗濯物を干しているとき、撮った写真を義実家にLINEで送るとき。
私は自分が父親だなぁと思う。
子供の生活の全てを知っているつもり。
子供の成長を全部見ているつもり。
いつも子供のことばかり考えてるつもり。
それでも、いま、子供がなんで泣いてるかわからない。
何をいってるのかわからない。
だから、一生懸命考えて、悩んで、ときにはあきらめて。
でも、わかると嬉しくて。
一つ一つわかることが増えていく。
そうやって子供に向き合い続けることが、育児。
さて、私はどれくらい父親だったろう。
パートナーである母親と、二人して、顔を見合わせることもある。
お互い、完璧な親とは程遠い。
でもそれでいいのだ。
二人いるんだから。
二人で1.3人前くらいの親がやれれば、十分上等だ。
やってみなきゃわからない。
なんでもそうかもしれないけど、育児は本当にそうだと思う。
まだまだ一人目、まだまだたったの二年半。
来年は3才児の父親一年生になる。
手探りは、ずっと続いていく。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません