たいきを叱ることが多くなった

子育てを考える, 日記

今朝、保育園にいくと、たいきが座っている同い年のお友だちのところに飛んで行って、抱きしめた。

体の小さな女の子。

微笑ましいといえば微笑ましい。

たいきはその子のことがお気に入りなのかもしれない。

あるいは、体の小さな子を抱きしめるというのは、お人形遊びと同じで、親や先生のまねごとなのかもしれない。

しかし、その子はどうもあまり嬉しそうにはしていない。

戸惑っているようにも見えるし、有り体に言えば迷惑そうにも見える。


深く考えるべきなのか、あんまり深く考えるべきじゃないのかわからない。

でも、月齢の違いなのか生まれつきなのか、とにかく体格差は歴然としている。

うっかりするとたいきの方が倍ぐらい大きく見える。

朝の時間はひとつの部屋に0歳から6歳までの子供がみんな集まって、先生もなかなか全員に目が行き届かない。

どうしようか少し考えたけれど、多分私がその子の親だったら不快に思うだろうと思って、止めることにした。

たいきをそっと引き離す。

「たいき、お友だちと遊ぶのはいいけど、優しくしてね。ほら、りなちゃんも困っているでしょう。ごめんねってできる?」

たいきは素直に離れて、りなちゃんの頭をなでて

「ごめんね」

と言った。

謝るときに頭をなでなでしながら謝るのはこの保育園のスタイルなんだろうか。

まだこんな心配をするのは早いのかもしれないけれど、好きな子に振り向いてもらうためにいじわるするような子にはなってほしくない。

お友だちとケンカをするのは構わないけど、体格差がある相手との距離感もちゃんと教えたい。

といって、なんでも躊躇するような子にしたいわけでもない。

なかなか、難しい。


お迎えにいくと今度はひとつ年上のお姉さんと二人で遊んでいた。

保育園に残ってるのはこの二人だけ。

この、はなこちゃんは最初はえらい人見知りで、私には近づこうともしなかったけど、最近は私が迎えにいくと絵本を持ってきて見せてくれるくらい仲良くなった。

たいきがはなこちゃんの遊んでいたおもちゃをとってしまった。

乱暴にとったわけではないけれど、はなこちゃんの方は優しいし気が強い方でもないので、少し悲しそうな顔をしてそのままおもちゃをたいきに渡してしまった。

「たいき、だめだよ。はなこちゃんが遊んでたでしょう?」

とりあえずたしなめてからはなこちゃんに向き合う。

「はなこちゃん、ごめんね。まだ遊びたかったよね?」

はなこちゃんはやっぱり悲しそうな顔のまま「うん」と頷いた。

「ほら、たいき。はなこちゃん、まだこれで遊びたいって。ちゃんとどうぞって返してあげて。」

先生が横から一緒に話しかける。

「たいちゃん、貸してって言おうね」

まあ、貸してって言って貸してもらうのもいいかもしれないけど、今はとにかくちゃんと返して、それからだ。

「ほら、どうぞって。」

たいきは少し乱暴にそのおもちゃをはなこちゃんに渡した。

重たいおもちゃだったから、わざとじゃないかもしれないけど、はなこちゃんはやはり少しビックリした顔をしている。

「たいき、ちゃんと優しくどうぞしなきゃダメだよ。ほら、はなこちゃんにごめんねして。」

たいきは、はなこちゃんにごめんねをしたと思うと、走り去ってしまった。

しかたない。

私からもはなこちゃんに謝った。


お友だちとの関係、それから、たいきの自尊心を育てること。

両立しながらしかるというのは、初心者にはなかなか難しい。

正解があるものなのだろうか。

帰り道、たいきを抱っこして歩きながら話しかけた。

「たいきは、はなこちゃんにごめんねできたね。」

「じゅんばん、した」

「そうだね。ちゃんとどうぞって返して、順番ってできたね。お父さん、嬉しかったな。」

たいきよ頭を撫でてやる。

「ちゃんとごめんねもできたもんね。偉かったよ。」

たいきは嬉しそうにうなずいた。

お友達のおもちゃをとっちゃだめだよ、と言いたくなるけどやめておいた。

もう、たいきは叱られたし、ちゃんとごめんねもどうぞもしたのだ。

反省したたいきをこれ以上責めるのはなんかしつこいと思う。

たいきを抱きしめると、たいきも嬉しそうに笑った。


まだ2歳。

道理なんかわからないし、共感(人の気持ちを理解)する能力もまだないといわれている年齢。

今、どこまでこういうことを話していくのが正しいのかわからないけど、お友だちに悲しい思いや不快な思いをさせてほっとくのはなんかちがうはずた。

こうして少しずつ社会性のようなものを身に付けていくのだろうか。

*お友達の名前は個人情報に配慮して変えてあります

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