朝、急いでいるのにおむつを頭にかぶせろと言う
もう2週間くらい続いているせきが、昨夜も何度か出ているようだった。
一時の、出始めると止まらない感じはもう無いけど、なんとなくケホケホしてる。
先週末で薬も切れたので、今朝もひどいようなら病院に連れていこうかと思ったけれど、待ち構えていると逆に意外とでない。
ギリギリまで迷ったけれど、鼻水も止まってるようなので保育園に連れていくことにした。
ご飯もご機嫌に自分で食べて、あと10分くらいで着替えさせれば出られるというところ。
まあ、服選びで多少もめても間に合うだろうというところ。
とりあえずおむつを脱がさせてもらう。
日によってはここから大乱闘だ。
今日はスムーズな出だし。
ほっとする。
じゃ、おむつはこうか。
と、たいきがいやがり出した。
「ぱんちゅ、いや!」
むー。
おむつの袋を渡して、自分ではきたいおむつ(と言っても全部同じだけど)を選ばせようとしてもダメ。
しかたなくもう一度トライ。
「いーやー!おむちゅ、や!あたま!」
お!
今ヒントが出たぞ。
とりあえず頭に被りたいの?
頭にかぶらせたところで先は見えない。
しかし今のままでも先は見えない。
同じことならとりあえず要望を聞く。
「そっか、オムツはあたまだったね!」
頭にかぶせようとする。
おむつが頭に触れた辺りで、たいきがご機嫌そうに笑いながら言った。
「ちがうちがう、こっち!あんよ!」
ほほう。
なめた真似を、と思うがここは冷静に。
「あれ?違った?あ、そうか、こっちか~」
言いながらおむつをはかせると、今度はスムーズにはいた。
よし。
次はタンクトップだ。
タンクトップを頭にずぼっと被せると、また暴れだした。
「いーやー!こえ、や!」
んー。
とりあえず一度は脱がせてやる。
「これ、あんよ!」
何を勘違いしてるのかわからないけど、とにかくタンクトップをはかせてやらないと落ち着く気はしない。
しかたなく足をタンクトップに通してやる。
首の穴を通すか腕の穴を通すか少し悩むが、悩んだところで意味がないことはわかっている。
わかっているんだけど、一応腕のところにしようかなと思ってそちらに通そうとしたとき、たいきが笑った。
「うふ~、ちがうちがう!あったま!」
な、なるほど。
そういう遊びでござったか。
足から抜いたタンクトップを頭にかぶせると、今度は嬉しそうに腕を通してくれた。
で、次は長袖のストライプのカットソー。
ここは、とりあえず頭から。
「や!あんよ!」
そうよね。
今度は悩まず、足の通しやすい首の穴に勢いよく右足をずぼっと通してやる。
たいきはキャッキャ言って喜んだ。
「おかぁ、、おとーしゃん!ちがうちがう!あったっま!」
「あれー?そうだっけ。これは頭かぁ」
「あ、ほんとだ。これは頭だったね!よくわかったね!すごいな~。教えてくれてありがとう!」
頭を撫でて抱き締めてやると、ひげが痛かったのか、逃げ出した。
よし。
後2分で靴はいて出ればいい。
この後、お気に入りのおもちゃを登園バッグに詰め込もうとして、入りきらずに怒ったり、お菓子を食べたいと言い出したりしたものの、なんとか時間に間に合った。
保育園で先生に抱っこされたたいきは、すでに眠たそうだった。
今日は朝は17度くらいだったけど、昼頃は20度を越えるらしいので、着替えは半袖を用意。
保育園の着替えストックに、一応長袖も一枚あるのは確認した。
帰りは半袖だろうから、寒いようなら何か羽織るものを一応持っていくかなぁ。
等と考えながら保育園を後にしたのだった。

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