イクメンフェス2018で、想定外に感動した話
イクメンフェス2018にいってきた
まずは子育てとーさんさん、イクメンフォト2018、大賞受賞おめでとうございます!
泣きべそをかく子供に寄り添うのだって立派な育児。
#イクメンフォト2018 pic.twitter.com/x2XN9nmujA— 子育てとーさん (@kosodate10_3) July 18, 2018
これは、最初に見たときからずるいと思ってた。
なんか被写体もかっこいいし、写真の質そのものが段違いに高い。
たまたまとった写真とは思えない(笑)
そういう意味では、納得の大賞でした。
その、とーさんと息子さんが座ってる席にご一緒して食事。
とーさんたちもお腹すいた~と言ってたものの、なにか大人の都合でまだ食べられないらしく、私たちだけ食べててなんか申し訳なかった。
たいきはポテトとベーコンが大好きなので、ポテトとベーコンレタスバーガーのチーズ抜き。
私は月見バーガーとダブルチーズバーガーとフィレオフィッシュとポテト。
イクメンフェス2018の展示
展示は、スウェーデンだかの男女平等を目指す取り組みの数々がメインで、結構ガチのフェミニズムっぽい内容。
かなり勉強になった。
結局、イクメンを増やすという話は、フェミニズムというか、男女平等の実現と切っても切り離せないというか、そこまで話を遡らないと土台無理な話なのだ。
あとはイクメン企業大賞みたいなのとイクボスアワードみたいなやつと展示もあったけど、育休取得率25%とかで表彰されてるのを見て暗澹たる気持ちになった。
こんなもんは当然アワードにエントリーするなら50%なんか軽く越えてるべきで、そのなかで100%に限りなく近い企業が出てくるまでは『該当なし』にしとけばいい。
北欧の取り組みの展示との内容の落差がすごかった。
イクメンスピーチ甲子園が始まった
で、もう帰ろうかなと思っていたら「イクメンスピーチ」が始まったので、一応聞いてみるか、と足を止めた。
何やらしゅっとしたお父さんがそれっぽいことを話してて、まあね、って思う。
と、最後のひとり、三人目のお父さんが、5才くらいの女の子を抱いて出てきた。
ああ。
そうだ。
これだよ。
この絵面だけで大賞はこのお父さんに決まったようなもの。
ようやく「イクメンスピーチ」っぽい雰囲気になったぞ。
と、思っていたら、その内容にもう一度驚かされた。
イクメンスピーチ甲子園に感動した
このお父さん、NTT系の会社にお勤めで、お子さんが二人。
ひとり目の時は数ヶ月、二人目の時は1年4ヶ月の育休をとったらしい。
長い。
1年4ヶ月もとる必要ある?って正直思った。
奥さんはひとり目の出産の時に泣く泣く会社を退職。
お父さんとしてはそのときの苦労を見ているので、二人目の時にはとにかく奥さんが再就職決まるまでサポートしなければと思ったらしい。
うーむ。
なるほど。
確かに、旦那さんはさっさと復職して、後から無職のおかあさんが子供を抱えて就活、保活、だけでもすごく大変。
さらに、からの、内定はとれたけど保活失敗で日本死ね、みたいな話はいくらもある。
行き場の決まってる旦那さんが長く育休をとれば、奥さんはさっさと就活始められるし、保育園の開始を待たずに就業もできる。
これは、今の一般的な夫婦なら大概ベストなやり方だろう。
しかし、そんなやり方があるとは。
恥ずかしながら、全く気づかなかった。
そして、彼は今も時短勤務で働いているらしい。
別に、これが唯一のやり方ではない。
でも、とても合理的で間違いのないやり方のひとつだと思う。
男女の扱いに差があることを、育休を使って見事にクリアしている。
感心する他ない。
いい話が聞けてよかった。
イクメンフェス2018を後にした
二時間程度の滞在。
帰りの電車はずっとこんな感じ。
たいきはたいきで、知らんおばさんに話しかけられたり広場を走り回ったり、かなり楽しく過ごせたようだった。
まだ、特別なアトラクションや子供向けコンテンツがなくても、新しい場所というだけで楽しめる。
そのうち「こんなのつまらん!」とか言い出すのかな。
ともあれ、おつかれさまでした。
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