言葉に気を付けることについて

子育てを考える

思考に気をつけなさい、

それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、

それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、

それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、

それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、

それはいつか運命になるから。

これは、マザー・テレサの言葉と言われていて、いや実はマザーの言葉ではないらしいとか言う話もあるのだけど、まあ、誰の言葉でもいい。

いい言葉だと思って覚えている。


なんだけど、実は、私は「言葉に~」からが大事だと思っている。

言葉はいつか行動になる。

誰かを憎悪する言葉を吐いていれば、いつかそれは行動となって現れてしまう。

愛することを口にしていれば、それは行動になって現れる。

行動は習慣となり、習慣は性格になる。

いつも愛を口にして、それを行動に移していれば、自ずと明るく愛情深い性格になる。

そして、性格は運命になる。


言葉に気を付けるというのは、思考に気を付けるよりも簡単だと思う。

私の好きな星野富弘さんの作品に

鏡に映る顔を見ながら思った

もう悪口をいうのはやめよう

私の口から出たことばを

いちばん近くで聞くのは

私の耳なのだから

というのもある。

言葉を律することで、思考も自ずと変わってくるかもしれない。


日本人が「言葉に気を付ける」というとき、それはどちらかというと「悪い言葉を口にしない」ということに重きを置いている。

星野富弘さんの詩もそういうことを言っている。

「口は災いの元」なんて諺もある。

これは

剛毅木訥(ごうきぼくとつ)は仁に近し

という論語の言葉の影響もあるかもしれない。

ただ、これは論語の中でも「子路」という弟子に語った言葉だ。

子路というのは孔子の一番弟子ではあるものの、非常にアホで乱暴者で、一生懸命孔子に近づこうとするのだけどなかなかうまくできないやつ。

大体、映画のジャイアンみたいな感じだ。

子路を愛してはいたものの、その粗暴さにはほとほと困り果てていた孔子が、剛毅(意思が強いこと)と木訥(口数が少ないこと)を目指せ、と言ったのは苦肉の策だったかもしれない。

お前は本当の賢さは身に付けられないけれど、決められたことは強い意思をもって行動せよ、あんまり調子にのって口を開くな、と。

孔子だって、もっと優秀な弟子、例えば顔回や子貢に対して「無口でいろ」とは言わなかったのだけど。


マザーの言葉は、一歩進んで、発する言葉に気を付けろと言っている。

発する言葉をきちんと選んで、考えて発することで、それが行動になり、習慣になり、性格になり、運命になるという。

論語には「自分がされて嫌なことはひとに対してしてはいけない」という言葉があり、聖書には「人にしてもらいたいと思うことを、人に対してしなさい(マタイ伝)」という言葉がある。

その対比にも繋がるところがあるかもしれない。


たいきに、この2年というもの、私はずっと「大好きだよ」「ありがとう」といい続けてきた。

最近たいきは「なーいしゅき!」「あいと!」という言葉を頻繁に口にするようになった。

言われて嬉しいから、つい私もそれに「お父さんも大好きだよ」「ありがとう」と返す。

たいきはうれしそうに頷いてくれる。

もちろん「いや!」もたくさん言われる。

それはそれでいい。

でも「大好き」「ありがとう」という言葉を使いこなせる2才児は、素敵だと思うのだ。

たいきに、素晴らしい運命が訪れますように。

■たいきのパパをtwitterでフォローする

■ブログをメールでフォロー

メールアドレスを登録すれば、更新の通知をメールで受信できます。

6,500人の購読者に加わりましょう

アーカイブ

カテゴリー