家事育児の分担のしかた
平日の家事育児の分担
平日は、朝奥さんが先に家を出るので、たいきの登園準備やら朝ごはんやらは全部私がする。
大体、朝早くたいきが起きるのでまず授乳をしてから奥さんが私のところにたいきを連れてくる。
奥さんはそれから身支度をするので、その間は私が半分寝ぼけながら(最近はほぼ寝てる)たいきにテレビやら動画やらを見せる。
奥さんを2人で見送ってから、たいきの朝ごはんを支度して、たいきがそれを食べてる間に着替えと保育園に持っていくものの準備をする。
持っていくものっていうのは
・オムツ(朝名前をスタンプする)
・着替え
・口拭きタオル
・汚れものを持ち帰るための買い物袋
で、ご飯が終わったら着替えさせて、保育園に連れて行く。
そして通勤がてら連絡帳の朝の記入を済ませる。
朝の家事育児の詳細(つまり愚痴)
ご飯が終わったら着替えさせて、保育園に連れて行く。
簡単にいうけど、ここには毎朝苦慮と苦闘の嵐がある。
「ご飯が終わったら」っていうけど、全部食べさせなきゃいけなかった頃は、まず食べるように説得するのが大変だったし、食べないなら食べるものを用意し直すとか、それでも食べなければ何か飲み物でエネルギーになるもので幼児の口に入れてもいいものを考えるとか、色々あった。
自分で食べるようになってからも、このフォークは嫌だとかこの皿は嫌だとかこのコップは嫌だとか、結局どの食器も嫌だとか、つまり自分で選びたいから食器棚まで抱っこして連れて行けとか、色々ある。
そして、ちょっと目を離すと床に全てぶちまけていたり、服に米粒を練りこんでいたりもする。
食べやすいもの、遊びにくいもの、こぼされても被害が最小限にとどめられるものを選ばなきゃいけないし、それがないときは目を離せるわけではない。
ちなみに「着替えさせて、保育園連れて行く」って簡単にいうけど、着替えさせるのも保育園に連れていくのも、立てこもり犯に降伏を呼びかけるくらいの説得やら強行突入やら阿鼻叫喚やらがある。
たいきの前に全ての服を並べて選ばせるなんていうのはいつものことで、そもそも着替えたくないし外にも出たくないということも少なくないのだ。
はいたオムツを脱ぐ、着た服を脱ごうと全力で引っ張って首が痛くて泣く、外を歩いてる間中わめく、なんてこともないわけじゃない。
保育園を出るとき受付にいる事務員さんに、大きなため息を聞かれていつも笑われる。
そこんとこよろしく。
夜の家事育児の分担
お迎えにはどちらかがいく。
たいきは夜ご飯を保育園で食べてくるので、帰ったら風呂に入れて服を着せて寝かしつける。
もうお分かりだと思うので「風呂に入れて服を着せて寝かしつける」の詳細は省略する。
とにかく、早く帰った方がこれに着手して、遅れて帰った方が合流する。
たいきが寝た後で、まだ風呂に入ってない方が風呂に入る。
大体この時間はもうひとりは自由時間。
そして、これは毎日じゃないけど、洗い物と洗濯をどちらともなくやる。
洗濯物を干すのは大体二人でやる。
ただ、うちの場合は奥さんがたいきと寝ていて、夜中にたいきに起こされたりするらしいので、奥さんが変に寝不足にならないように先に寝てもらって、私がひとりで干したりするようにもしている。
後はめいめい好きなように過ごして、好きな時間に寝ている。
私がブログを書くのも大体この時間。
土日の家事育児の分担
土日はあんまり難しいことはない。
たまってる洗濯や掃除なんかをそれぞれ分担してやる。
同じ作業を二人でやることはあんまりない。
掃除してるときはどうしてもたいきの世話が必要なので、掃除してない方が別室でたいきと遊ぶ。
ご飯作るのは私の方が多くて、その間に奥さんは洗濯したりたいきの世話をしたり。
一通り家事が終われば、なんとなくたいきと遊んだりスマホいじったり、お昼寝したり。
もちろんオムツかえるとか着替えさせるとか、気づいた方がやればいいだけなのでどっちがっていうこともない。
どっちかがたいきに「あ、うんちしたね?」って言うと、大体もうひとりがオムツやらおむつ替えシートやらおしりふきやらがちゃんとあるかちらっと見て、無さそうならどっかからもってくる。
で、うんちのオムツを入れるピンクの袋を持って近くに待機しつつ、足を上げるのを手伝う。
そんな感じ。
家事育児の分担の考え方
うちの場合は、多分だけど、お互いに同じ時間だけ自由時間を持てるようにしているんだと思う。
相手が何かいまやらなきゃいけないことをしてるなら、こちらは今できることをやる。
そんな、阿吽の呼吸で家事が進んでいく。
どうしてもこちらはやることがないなぁと思ったら「洗い物ありがとう、ごめんね」とかなんとか言ってたいきと遊んだり、ゴロゴロしてたりすることもある。
まあ、それはそれでいいのだ。
やってる方も、今相手がやれることはないのわかってて、まあ別にそれでいいや、と思って皿を洗ってるのだ。
仕事で帰りが遅くなるなら少し家事やっとくとか、昨夜は夜泣きが大変だったらしいと思えば先に寝てもらうとか。
もちろんたいきのこと関係なく、体調が悪そうだとか辛そうだとかいうことだってお互いに気遣って、そういうときは黙って家事をしてたりもする。
そんなことは家族なんだから当たり前だ。
いや、家族、っていうのはなんか違うな。
一緒に気持ちよく過ごせるように思いあうということであって、何か「家族」という鎖に縛られているわけじゃない。
一個の人間同士が一緒に暮らすなら、それが家族であれルームシェアであれ、当たり前のことだと思うのだ。
親しき仲にも礼儀あり礼儀有り、というのは当たり前のこと。
むしろ親しき仲だからこそ、最大限の敬意を持って接したい。
まあ、それを「家族」っていうのかもしれないけど。

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