言葉が進む前に断乳した方がいい理由
まだ断乳はしていない
たいきは今、2歳1ヶ月。
まだまだ現役でおっぱいを飲んでいる。
何か、嫌なことがあるとおっぱい。
頭をぶつけてもおっぱい。
転んでもおっぱい。
何もなくても暇ならおっぱい。
偉いもので、まだまだおっぱいの方も出るらしい。
つくづく母親ってすごいんだなぁと思う。
断乳しなかったわけ
正直、私は断乳することにもしないことにも、それほど強い意見は持っていない。
たいきが生まれてこのかた、特にたいきの口にはいるものについては奥さんの意見に従ってきた。
ある時期からたいきの食事はほぼ私が作るような状態なので、もちろん、それなりに自分でも勉強したけど、わからないことや悩んだことは奥さんと相談してきた。
最初は完全母乳だったので、夜泣き対応のためにミルクの導入をずっと交渉していたけど、実際にミルクをあげ始めたのは半年を過ぎてから。
もちろん勝手にあげ始めたりもしなかった。
今はそうでもないかもしれないけれど、特に子供が生まれて半年くらいというのは、母親はかなり子供のことについて過敏に反応するので、私が主体的に考える姿勢は持ちつつも、奥さんに意見があるならそれにしたがった方がいいと、どこかで読んだのを実践していた。
奥さんはというと、完全母乳育児にこだわったわけではなく、単におっぱいが出るし、おっぱいが出るし楽だから、という理由でしばらく母乳育児だったらしい。
ミルクを始めたのは、8か月目から保育園に通い始めたのがきっかけだった。
断乳しなかったわけに戻る
で、話を断乳に戻すと、私たち二人はそんな風なので、大して悩んだり考えたりしたわけではない。
たいきが吸いたがるなら吸わせといてやろう、という程度。
どうせ5才とか10才とかでおっぱい吸っている子供なんて見たことはない。
Twitterで見ていると3才でもおっぱいあげてますというお母さんとかもちらほら見る。
というわけで、断乳しないことに深い理由はない。
断乳する必要性が感じられなかったから、という感じ。
毎日長時間吸われているとさすがに痛いこともあるようなんだけど、それを理由にやめようとは思わないらしい。
断乳なんてできるのか?
おっぱいが欲しい!となるとたいきは強い。
断られようが押されようがめげない。
ひたすらおっぱいをめがけて突進し、服をはぎ、おっぱいに吸い付く。
どうしてもおっぱいを出してもらえないときはとにかく泣く。
それでダメなら暴れる。
まあ、奥さんも根負けするというよりは、かわいそうになっておっぱいを出してしまうことは多い。
ところが、ここに最近新しい技が加わった。
「おかーしゃん!おっぱい!くーだしゃい!」
と言うのだ。
ちゃんと頭も下げたりする。
首をかしげたりなんかして。
メチャクチャ笑顔だ。
これが、可愛すぎる。
こんなの、断れるやついるのか。
もちろん、奥さんは断れない。
断乳しといた方がよかったのか?
まあ、焦ってるわけではない。
ゆっくりやったらいいと思う。
しかし、泣いたり暴れたりするだけならともかく、こんなかわいいおねだりをするなんて。
これは、リンゴがほしくて最期まで芸をし続けた上野動物園のトンキー(「かわいそうなぞう」)のあれじゃないか。
いや、もちろんシチュエーションは全然違うけど。
こんなことなら、言葉を話し始める前に断乳しといたらよかったのかも…などと思ったりするのだ。
こんなの、ほんとに、国の命令とかでもない限り、到底断れるものではないもんなぁ…
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