三輪車(ides composit)をたいきが自分で押す
今日は夕方たいきとスーパーに買い物に行った。
珍しく、三輪車で行きたいという。
珍しく、というか、初めてだ。
まだ外で使ったのは二回くらい。
2歳の誕生祝い、つまり夏の暑い盛りに頂いたので、涼しくなるのを待っていたのだ。
一月くらいはほこりをかぶらせてしまった。
三輪車で買い物なんて果てしなくめんどくさい。
どうせ帰りは抱っこしてくれと言うに決まっている。
今日は、明日の分の食材を買い込むので荷物は多くなる。
ぶっちゃけ、嫌だなぁと思った。
思ったのだけど、まあ、なんとかならんこともない。
最悪の場合は三輪車置いて帰って、後で取りに行けばいい。
スーパーまではせいぜい300メートルくらいで、たいきと歩いたら15分くらいかかるけど、一人なら3分くらいのものだ。
ということで、ご要望にお応えしてみた。
ちなみに、うちの三輪車はides(アイデス)のcomposit(コンポジット)というやつ。
<画像提供、Amazon>
アイデスのコンポジットは折り畳めるし、軽いし、そのわりに強度はしっかりしてるみたいだしで、とてもいい。
見た目もかっこよくて、たいきは箱から出したときからとても気に入っていた。
で、行きはまあ、調子よく乗ってくれていた。
まだ自分では漕げないので後ろから押してやる。
ちなみにハンドル操作も後ろの押手でできる。
もちろんたいきが自分で動かしたがるからあまり動かさないようにするけど、急ハンドルとかはさせないこともできるし、それとなく行きたい方に誘導するのは難しくない。
なんの問題もなくスーパーについた。
問題は帰りだ。
案の定、乗りたくないと言い出した。
が、意外にも抱っことも言わない。
自分で三輪車を押したいらしい。
なるほど、お父さんの真似がしたいのか。
まあ、いいか。
黙ってみてることにした。
とにかく前に進まない。
たいきには申し訳ないけど、帰ってるのか遊んでるのかわからない。
見ていて、そういえば私も小さいころ三輪車だか自転車だか、押そうとしても全然まっすぐにならなくて苦労したようなことがあったのを思い出した。
タイヤをまっすぐにすることとか、傾斜を考えることとか、タイヤの足元の砂利をどけた方がいいこととか。
色々手を出したくなるけど、我慢して見てると、偉いもので、ちゃんとそういうことにも気づくのだ。
前輪の方にいってタイヤをまっすぐにしてみたり、砂利を足で退けたり、一生懸命やっている。
これは、前のかごに入っていたリンゴジュースが落ちてしまったので、椅子の座面に置いてみているところ。
上手に置いたものの、三輪車を動かしたらコロリと転げ落ちて、悲しそうな顔で考え込んだあげく
「とーしゃん、もって」
と私に渡してきた。
一個一個考えて解決していく。
申し訳ないけど面白い。
まあ、手を出したら多分怒るのだ。
なんだかんだで30分以上かけて、でもなんとかほぼ独力で家まで押して帰ることができた。
そのうちこげるようになって、走り回って、こけたりするんだろうか。
押すのもいまより上手くなるんだろうか。
楽しみだなぁ。
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