SLAM DUNKで一番好きなのは誰か

日記

僕らの世代は、SLAM DUNKが大好き。20代の頃はこの話題で一晩飲めるくらいだった。

みんなそれぞれ好きなキャラがいて、なかなか熱かった。

今回は私が一番好きな田岡監督と魚住の入部当時の下りの話と、カクとヤスという超脇役のはなし。


魚住くんはとにかく体がでかいのでバスケ部に入ったものの、体が動かないしランニングをしては吐くような有り様。

ある日思い余って監督にやめたいと言い出す。

魚住「もう辞めます…」

田岡監督「…」

田岡監督「誰でも一度はそう思うもんだ

魚住「毎日思ってます。三年も続けられません。いつも怒られて、体力はないし、先輩たちの足手まといになるだけだ。」

(この辺でゲロはいて男泣きし始める。田岡監督が「口をぬぐえ」といってタオルを渡す。)

魚住「…自分は、ただでかいだけって陰口たたかれてるのも知ってる」

田岡監督「…でかいだけ?結構じゃないか。体力や技術は身につけさすことはできる。だが、お前をでかくすることはできない。たとえ俺がどんな名コーチでもな。」


手元にSLAM DUNKがないので、台詞は多少適当かも。

サンジの「くそお世話になりました」土下座のシーンと、この下りだけは何度読んでも泣く。

読まなくても泣く(笑)

でかいからいいわけじゃない。

このチームには小さくていい選手もいる。そういう選手に田岡監督が何を語っているのかとても興味がある。

きっと、彼らの有りのままを受け止めて長所を誉めるようなことをだれにでもいえるような人なんじゃないかと思う。

会社の上司としても、父親としても、田岡監督みたいにありたい。


SLAM DUNKにはカクとヤスというサブキャラがいる。読んでたひとでも忘れてるようなこの2人こそが最高のヒーローなんだといっている、極めてマニアックな人がいた。

このふたりは赤木や木暮のもとで潰れそうなバスケ部を支えていた大事な部員。

ところがそこに流川楓というスーパールーキーが入り、桜木花道というあからさまにでかくて柄の悪いバスケど素人の後輩も入ってくる。

挙げ句にグレて辞めてたはずの三井やら宮城やらまで帰ってくることになって、自然と控えメンバーになってしまう。

同じように控えに回った木暮には、一応敵チームの監督、田岡先生から「あいつも三年間頑張ってきたやつだった」と言われるような活躍シーンがあるけれど、このふたりにはそんな見せ場もない。

ちらっと試合に出るシーンはあるけれど、なんなら20秒くらいで交代させられる。

そんな彼らが、桜木花道の練習に付き合い、支え、試合では毎試合ちゃんとベンチに控えて声の限りに応援している。

彼らの献身こそがヒーローなんだと30分近く熱く語られた翌日は、思わずSLAM DUNKを読み直したものだ。


たいきが成長するなかで、僕らがワクワクしたのと同じくらいワクワクするものに出会えるといいな、と思う。

色んな生き方がある。

親が教えられることなんてほんの少ししかないし、親の生き方なんか真似したっていいことは何もない。

たいきにはたいきの人生があるのだ。

でも、いつか、SLAM DUNKをそれとなくたいきの手の届くところに置いておいて、お父さんは魚住や田岡監督や、カクやヤスが好きなんだなんて話せる日が来たらいいなと思うのだ。


そういえは、カクとヤスの他にもう一人似たようなサブキャラがいた気がするけど、名前も思い出せない(笑)