深夜に出張から帰ってまず「ありがとう」ということ
日曜日の夜から出張にでて、今(火曜日の深夜)、家に帰ってきた。
部屋が涼しい。冷房がつけてある。
とりあえず奥さんと子供の寝室に行って「ただいま!おつかれさま!ありがとう!」と小声で言う。もちろんたいきが起きないように細心の注意は払っている(つもり)
奥さんはちょっと目を開けておかえりとかなんとかむにゃむにゃ言ってまた寝てしまった。
さて、私にとっては当然のことなんだけど、ご飯も炊いてなければおかずが作ってあるわけでない。
何を食べようかなぁなどと考える。
というか、家路を歩きながら、外で食べて帰ろうか家で食べようか考えてはいた。
あまりに熱い(今7月だ。今年都内ですでに熱中症で50人以上亡くなってるらしい)のでとりあえず家に帰ることにしたのだ。
ご飯があるかどうかなんて奥さんに聞くまでもない。
作っていればそんな連絡があるだろうけど、作ってない連絡をすることは、私たちの間では無い。
あんまりないけど、多分逆の立場でも私もご飯作っておくことはないと思う。
奥さんもフルタイムで働いているから、と言うと私としては語弊がある(専業主婦でもおんなじことだと思うから)と思っているのだけれど、とにかく日中仕事して、家に帰ってたいきの世話をして遊びにつきあってお風呂に入れて寝かしつけまでしてくれた奥さんに、ご飯を作るような時間も体力も気力も、残っているわけがないのだ。
こんな時間に家に帰ってきてまず思うことは、ワンオペありがとう!ごめんね!しかない。
こんなことをわざわざ書くと、「やっぱり奥さんはご飯を作るべきだと考えているのではないか!」などと変に勘ぐられそうで嫌なのだけど、あえて書いてみた。
たいきは幸せそうに奥さんのベッドのど真ん中で寝ていた。
奥さんがその足元に窮屈そうに寝ていて、昔歴史で習った「貧窮問答歌」みたいだった。
明日の朝、たいきはどんな顔をするかな。
久しぶりのお父さんを見て喜んでくれるだろうか。
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