子育てを考える

共働きでどう育てていくのか義母に聞かれた

久しぶりに義母と会った。正月に会った時はまだたいきは歩くことができなかった。

半年ぶりに会うたいきが奇声をあげながらそこら中を走り回り、抱きついてくるのをとても喜んでくれた。


義母は優しい。

たいきをゼロ歳から保育園に預けることについて、少なくともわたしが知っている範囲ではなにも言わなかったけれど、それなりに思いはあったらしい。

まあ、気持ちはわかる。歩くこともできないような子供を保育園に預けて働くなんて、とは、別に珍しい考えじゃないし、悪い考えでもないと思う。

義母は、たいきくんが小学校に上がったらどうするんだろうねぇ、というようなことを、わたしを責めるでもなく聞くでもなく、問わず語りに話した。

やっぱり、家に帰っても「おかえり」って言ってくれる人がいないのは、低学年には低学年なりの、高学年には高学年なりの寂しさがあるんじゃないかしら。学童保育や習い事だってそんなに毎日みっちりってわけにはいかないかもしれないし…

真剣に答えなきゃ、と思った。

たいきのことを心配してくれるのは本当にありがたい。これから先、何があってもたいきの味方でいてくれる人だ。

何か相談することもあるだろうし、力にもなってくれるかもしれない。

初めての子育てをする私たちに、2人の子育てを経験した義母の意見はきっと、今も将来も有用だ。


私たち夫婦はいつも、なにが子供にとって一番なのか考えてきた。

ただし、子供にとって良い環境というのは、親にとってもいい環境じゃなきゃいけない。

子供に対する虐待や暴力というのは、親のストレスから起こることだし、事故だって親の疲れから起こるものだ。どちらも親の個性で起こるものではない、と、私は思う。(くわしくは「虐待をするのはどういう人なのか」)

だから、子供が生まれた直後の2ヶ月という一番大変な時期は、奥さんの実家のお世話になった。

その後も、家事の分担や寝かしつけの分担は、どちらかにストレスが偏らないようにやってきた。夜泣きの時に母乳のかわりにミルクをあげるようにしたのもそういう発想からだった。

ワンオペで子供を見続けるというのはとてもストレスフルなことで、疲れも溜まりやすい。直感的には、保育園よりも、暴力も事故も起こりやすい環境だと思う。

保育園に預けて共働きにしたほうがいいけれど保育園って安全なんだろうかと、わたしは必死でデータを探し回ったりもした。

どちらかの実家の力を借りるとか、もっと職場に近いところに引っ越すとか、いろんな可能性を含めて検討した上で、私たちは今の場所で子供を保育園に預けて2人で働くことにした。ちなみに、保育園に落ちることも想定してかなり広い範囲の保育園に応募し、ここの保育園に決まったらこの辺りに引っ越そうなんてことも随分話し合った。

来年、再来年、また次の年も、たいきは成長するし何かが変わっていくだろう。それに合わせて私たちも、その都度、今なにがベストなのか考えなきゃいけない。

保育園が思ったようなところじゃなかったら、友達にいじめられたら、何か病気したり環境に変化があったら、その都度やるべきこともあるべき姿も変わる。

「今のまま」であることは、いつも選択肢の1つに過ぎない。


「今までもずっと、ふたりで一生懸命考えてきました。これからも同じように考え続けるつもりです。小学校に上がった時、社会の環境も今と同じかはわからないし、私たちがどうするかもわからないです。」

最後にそういうと、義母は納得したようにひとつうなずいてくれた。

義両親とたいき

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虐待をするのはどういう人なのか

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