子供がパパになつくのは珍しいのか
先日家族の結婚式に出席して、久しぶりに親族やら親戚やらに会った。たいき初披露の相手も多かった。
まあ、まあ、可愛いわねぇ、たいへんでしょう?とうちの奥さんに声をかけるのはまあ、ご挨拶がわりなのでそんなものだと思う。
家内はとても正直な人なので、旦那が大体やってくれるので全然たいへんじゃないんですよ、などと言う。
まあこの時点でその言葉を真に受ける人はまずいない。
家内はレンタルの着物を着ていたのでたいきを抱っこできない。
ご飯も食べさせられない。
なので、ずっと私が抱っこしてご飯を食べさせる。
まー、お父さんになついてていいね、なんて言われる。
結婚式なんていうのは子供にとっては退屈なもの。
すぐにぐずり始める。
ぐずらせたくないから、抱っこして式場を歩き回る。
10分、20分、30分、1時間、2時間。
結婚式も終盤になり、ようやく彼らは気付き始めた。
本当に私がずっとたいきを抱っこしてて、しかもその間たいきがまるでぐずらないことに。
それでも、本当にお父さんになついててすごい!などと言われる。
なついてるんじゃないのだ。
いや、なついてるけど。
だって、毎日ご飯食べさせてるのは私。
抱っこだって、出張で家にいないということでもない限り毎日してる。
毎日寝かしつけ抱っこをしていたのは私なのだ。
今だって、保育園に毎日抱っこで送っていくのは私なのだ。
たいきにとってはそれが当たり前。
なつくとかなつかないとか、そういうことではない。
お母さんのことも大好きには違いない。
お母さんの抱っこがいやなんていうことは一切ない。
しかしそれと同じくらい私の抱っこはたいきにとって日常なのだ。
こんな当たり前のことを毎日やってるだけなのに。
なかなか理解されないのが面白かったし、悲しかった。
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