子供が熱出してるのにtwitterやってる場合か!というクソリプはバファリンだったかもしれない件
以前このツイートがバズってる最中に子供が熱を出していて、色々困ってることをツイートしていると
というリプライをもらった。
その後どんな会話になったかはツリーを見ればいいようなものなんだけど、
まあとにかくこの方に限らず脊髄反射でなんか言いたくなる人っていうのはたくさんいるのだ。これはいわゆるクソリプなんだとは思うけど、私はこれを「想像力不足」という言葉で批判したくない。
未経験だ、ということなのだと思う。あえて経験「不足」とも言いたくない。人生はそんなに長くないからなんでも経験できるわけではないし、何かの領域に特化してすごい経験をしてる人かもしれない。
しかし、経験してないことはわからないのだ。でも、わからないなりにうちの子のことを心配してくれたいい人なのだ。優しさだからこそ、脊髄反射で出てしまう言葉というのはたしかにある。孟子は性善説を唱えたけれど、その根拠として「どんな悪人で子供が井戸に落ちかかっていたら『あぶない!』とハッとする気持ちを必ず持っている」ということを挙げている。
今見ると私の返信はずいぶん感情的になっていて大人気ない。せっかく子供のことを心配してくれたのだから「ありがとうございます!」で済ませればよかったのではないかと反省する。
世の中のクソリプっていうのは、ひょっとしたら案外、バファリンと同じように半分は優しさでできてるのかもしれない。そう考えるとなんか嬉しいような気もするし、そのすれ違いが悲しいような気がする。
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