【子育てのイライラの理由】奥さんが子育てが大変だという話をしているのに「で、俺に何をしてほしいの?」と答えるのが、奥さんにとって一番つらいのはなぜなのか①~共感することの大切さ

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『「子育てが大変」と夫に話をしても「で、俺は何をすればいい?」って聞かれる。何にもわかってくれなくてつらい』

というようなツイートを、毎日のように見かける。これに対して男性が

「男性は言われたことを問題提起とらえ、思考が解決方法に向かう」

「やってほしいことを具体的に提案してもらうのがありがたい」
「察して動けとか無理ゲー」

などというリプライをしているのも、よくある光景過ぎていまさら返事をする気も起こらないほどだ。ただ、先日見た同種のリプライの中に

「日頃から意思疎通の取れたコミュニケーションを心がけるのが正しい夫婦の形だと思っています」

というのがついていて、思うところがあり筆を取った。

男「察して動けとか無理ゲー」女「動けなんて言ってないのに」

①共感することの大切さ

そもそも、この奥さんは「大変だ」という話をしているのであって、何か家事をやってくれとはいっていない。なぜそういわないのかは一旦置いておいて(それは②、③で説明する)、彼女がいま取り急ぎ伝えたいことは「子育てが大変だ」なのだ。

その裏に「何かやれ」などという意思はない。それ以上でも以下でもないこの言葉を見て「奥さんは思いをちゃんと伝えてない」と考えることがまず間違っている。思いはちゃんと伝えているのだ。

旦那さんが、「大変だ」という話に共感できずに、むしろ普段何もしていないことを責められていると居心地悪く感じ、あるいはこの話をつまらないと感じて結論を急いだのだ。

それが「で、俺に何を欲しいの?」という質問なのである。

奥さんはとりあえずいま自分が大変だということを家族に伝えたかったのだ。いわゆる愚痴である。男性でも女性でも、つらいときには誰かにそれを伝えることがあるだろう。「助けてくれ」でもなく「何とかしろ」でもなく「死にたい」でもなく、ただ「今つらいんだ」と。

求めていることは結構簡単なことなのだ。

「そうか。~みたいなことがあって大変なんだね。おつかれさま。」

って、すこし思いのこもった表情で言えばいい。これだけで満たされるのだ。ついでに

「いつも感謝してるよ。ありがとう。」

まで言えれば完璧だし

「いつも君に任せてばかりでごめんね。」

まで言えば、泣き出す奥さんだっているだろう。

もう一度思い出して欲しいのだけれど、奥さんは「大変だ」という話をした。そして「大変なんだね」と理解してもらえた。これで、ここまでちゃんとわかってもらえた、と安心する。

それから「そうなのよ、実はね…」ともう少し具体的な話を始めるかもしれない。

この「ここまでわかってもらえた」と安心して、それから先を話すというプロセスは結構大事。これを繰り返すことで心はどんどん軽くなって行く。別に、これ以上具体的な話なんかしなくても満足する人だっている。人の心というのはそういうものなのだ。

ただし、多くの場合、これで終わるわけではない。

これだけでは本質的な解決にはなっていない。

これはまだスタートラインにすぎない。

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~奥さんがやっている「大変な家事」と旦那さんがやる「頼まれた家事」の違い」