出産立会いの日(夫の体験談)②

出産立会い

お義母さんの運転で、車で5分ほどの病院へ。

到着してそのまま妊婦室?兼分娩室に入院。花柄の壁紙、木目柄の調度、義母さんは、まあ、なんかきれいなとこねぇ、と感動しきり。わたしのときはなんかいかにも病院!って感じの普通の部屋だったわよ。とのこと。

この病院は、日本で一番出産を扱っている病院で、何しろ、予約もほとんど要らない。出産予定日の1ヶ月ぐらい前に行けば、それで受け付けてくれるというすばらしい病院。地元横浜の病院が、妊娠わかった瞬間に予約しても予約が取れなかったりするのとは大違い。

病院についてすぐに、奥さんが朝食べたものを嘔吐。トイレにいくまもなく、床と私のズボンが吐瀉物まみれに。とにかく、お義母さんと、奥さんの口をぬぐってやってうがいをさせて、ベッドに寝かせる。昼御飯は、スープ類だけ口にするも、これまた全部嘔吐。今度はちゃんと、嘔吐のために用意してあったやつに吐き出したので混乱なし。

あなたもお昼ご飯ぐらい食べてきたら、とお義母さんに言われて病院を出てみたが、なんか、食べる気にはならない。人とおり病院の周りの飲食店の入り口を眺めて、病院の喫煙所に戻って一服。そして病室に戻る。あ、病室じゃなくて分娩室か。

いつくるとも、いつはてるとも知れない陣痛は、10分おきから、徐々に間隔を狭めながらも、なかなかドーンとは来ない。奥さんも、嘔吐はしたものの、元気。痛いときは痛いらしいが、それ以外のときは会話もできる。

数分おきにうんうんうなる奥さんの背中を、お義母さんと二人でさすってやる。最初は優しくなでていたが、お義母さんは結構力強くごしごしさすっている。そうか、経験者だからなのか、子供をさするということに慣れているからなのかわからないけど、とにかく、お義母さんがそうするならそれが正しいんだろう。

ということで、一生懸命さするようにする。奥さんは苦しそうだが、クレームも出ないので、多分、なでるよりはこっちの方がいいんだろう。

1時間おきぐらいにスタッフの方(看護師さん?助産師さん?)が来て、部屋から出される。様子を見てくださっているらしい。妊婦質を出るたびに、お義母さんと、顔を見合わせて、腕をさすったり伸びをしたり。

夕方6時頃、看護師さん?が来て夕御飯どうします?と言われた。陣痛はぼちぼち5分おきになっていて、テンション的にもそれどころではない雰囲気。いよいよ辛そうになってきた。

「んー、じゃあ、おわってからにしましょーね♪」と助産師さん。そうか、これ終わったあとでご飯を食べる流れなのか、と、なんとなく理解。なにしろ、予定がまったく見えない。この日はじめて、ロードマップらしきものが示される。

そろそろ、生まれるのかな、という感じがしてくる。

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